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「My SoftBank」で他人の情報が表示される障害、「S!メール」送信元の入れ替わりも 現在は復旧
2026年1月27日 16:47
ソフトバンクは27日、プロキシーサーバーの不具合により、携帯電話回線で本人を認証する回線認証を利用して「My SoftBank」にログインした際、他人の個人情報が表示されるなどの障害が発生していたと発表した。外部からの攻撃ではなくシステム上の不具合が原因で、現在はすべて復旧している。
他人の名前や契約内容が表示
不具合の影響を受けた主な期間は、1月13日9時47分~17日2時22分。期間中、携帯電話回線による自動ログイン(回線認証)を利用して「My SoftBank」にアクセスした際、他人の名前、住所、生年月日、電話番号、契約内容、請求金額などが表示される事象が2019件発生した。
メッセージングサービスでは、ソフトバンクの「S!メール」(MMS)やワイモバイルの「MMS」において、送信したメールの本文はそのままだが、送信元のメールアドレスや電話番号が他人のものに入れ替わって相手に届く事象が2209件確認された。また、Android端末では他人宛てのMMSを受信してしまうケースも1906件あった。
さらに「+メッセージ」においても、初期設定時などに他人のアカウント情報が設定され、その他人のアカウントでメッセージの送受信が可能になってしまう事象が、2241件発生した。
原因はソフトウェアの不具合、すでに解消
同社によると原因は、2025年9月に導入したプロキシーサーバーのソフトウェアの不具合。複数の処理が同時に多数発生するという特定条件下で「利用者を取り違える」状態が発生する不具合があり、1月13日に実施したネットワーク設備の設定変更をきっかけに発生頻度が高まっていた。1月13日以前の影響については最大で200件と見積もっている。
当該のソフトウェアの不具合はすでに修正されており、正常に稼働している。ソフトバンクでは、再発防止策として「データ内容(要求データと応答データ)の整合性を確認する検証の強化」「ソフトウェアの不具合の早期検知に向けた監視項目およびアラート条件の見直し」の2点を実施するとしている。
同社は「このたびはお客さまにご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを、深くおわび申し上げます」と謝罪した。監督官庁へも報告済みで、影響を受けたユーザーに対しては順次個別に連絡を行っており、専用の問い合わせ窓口も設置して対応にあたるとしている。
問い合わせ先は「0800-111-7378」。受付時間は10時~19時。
