みんなのケータイ

やっぱりキャリア通信のできるタブレットはいいなぁ~

【Lenovo TAB8】

 「スマートフォンやタブレットで身軽に仕事をしたい」という欲求をいつも心に抱いている。仕事といっても大したことをするわけではない。テキスト入力と写真選定さえできれば良い。

 そんなことを考えていた折にSoftBankショップで「Lenovo TAB8」のキャンペーンをやっていると知り、さっそく入手した。ダーク系の「ルナグレー」とライト系の「グレイシアシルバー」のカラーバリエーションがあり、どちらも高級感のある佇まいだったためかなり悩んだが、(本機の)撮影時に付着するホコリに神経質にならなくても済みそうだ、というだけの理由でグレイシアシルバーを選んだ。

奥側がルナグレーで手前がグレイシアシルバー。筆者は明るい色味のグレイシアシルバーを選んだ。高級感のある文房具っぽい

 SoftBankショップで取り扱う5G対応のキャリア版なので、テザリングの面倒な儀式を踏むことなく、常にインターネットに接続できる。しかも、「5G SA」(5G Standalone。いわゆる本物の5G)対応機種なので、対応済みエリアに行けば相当の通信速度を叩き出すはずだ。

Lenovo TAB8はSIMトレイを搭載する。最大2TBのmicroSDXCに対応するTFカードスロット一体型だ
自宅も5Gエリアであるが、いわゆる“なんちゃって5G”なので下り100Mbps程度しか通信速度を出せない

 Lenovo TAB8は、2025年10月に販売が始まったばかりの端末だ。CPUはMediaTek MT8755、物理メモリは6GBで、仮想メモリを追加することで9GBに拡張している。ストレージは128GBだが、仮想メモリに3GBを割り当てているので、ユーザーが利用できるのは約125GBだ。なお、OSはAndroid 15を搭載する。

 個人的に気に入ったのは、ディスプレイの美しさと大きさだ。実をいうとこのLenovo TAB8は、SoftBankから2年“レンタル”していた「Lenovo 14e Chromebook Gen 3」の返却時にスタッフから案内されて契約した端末だ。このChromebookもSIMカード入りで重宝していたのだが、「本当にTFT液晶?」と思うほどディスプレイの視認性が低く、老眼になりつつある目に厳しいと感じていた。

 しかし、Lenovo TAB8のTFT液晶ディスプレイはコントラストが高く、くっきりはっきり表示する。そのおかげで老眼でも見やすい。2560×1600ピクセルと高い解像度で、10.95型と小ぶりであっても表示できる情報量が多く、窮屈さを感じない。

コントラストが高く、しっかり発色するのでくっきり見える

 これなら、文字入力マシンとして即戦力になるのではなかろうか。

PCモードを標準装備

 全く下調べもせずにLenovo TAB8を手に入れたわけだが、うれしい誤算がある。それはPCモード(いわゆるデスクトップモード)を搭載していることだ。

 一部のGalaxyの場合、サブディスプレイをつなげることでDeXが起動するが、Lenovo TAB8の場合は手動でも切り替えられるほか、物理キーボードを接続すると自動的に起動するようにも設定できる。


物理キーボードの接続でPCモードが立ち上がり、切断で終了する

 PCモードでは、ディスプレイ下部にタスクバーが表示されるのでアプリの切り替えを素早く行える。対応しないアプリがあるし、同時に開ける数に上限があるものの、複数のアプリウィンドウを好みのサイズで表示できる。

 複数のアプリウィンドウを表示させられるということは、メーカーの製品ページを参照しながら正確なスペックを原稿内に反映させやすいし、発表会やイベントなどで撮影したGoogleフォト内の写真を閲覧しながら原稿を執筆することができる。

PCのデスクトップのように、複数ウィンドウを好みのサイズで並べられる。PCモードにしなくても、搭載している「One Vision」による画面分割で複数アプリを並べられる

 リアルタイム文字起こしAIボイスレコーダーアプリの中には、記録中にピクチャ・イン・ピクチャでディスプレイの隅に文字起こし内容を表示させられるものもある。併用すればテキスト入力用アプリを開いて物理キーボードでメモを取ったり、PDFビューワーアプリを開いて資料を確認したりすることが可能になる。何とも夢が広がる。

 SIMスロットのあるPCは、ちょっとお高くて手を出せない。その点、このLenovo TAB8なら月々990円の端末代と3GBの通信料のみで維持できる。起動してすぐにインターネットにつながっていること、Googleドキュメントに即座にアクセスできることは作業効率を高めてくれる。

 やっぱりSIM入りのタブレットはいいなぁ~と再認識させられたのであった。