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楽しみながら健康管理できる「Smart Recovery Ring」、au限定で14日発売

 issin(イッシン)は、スマートリング「Smart Recovery Ring」を発表した。KDDIのauショップなどで14日に発売される。価格は2万9800円。

左からissin 代表取締役CEO テイ・トウ氏、KDDI パーソナル事業本部 パーソナル第1営業本部 商品需給部 関連商品1G グループリーダー 久保雅彦氏

ゲーム感覚で健康管理できるスマートリング

 装着すると「睡眠」「ストレス」「活動量」をモニタリングできる。専用アプリでは詳細なスコアを確認でき、独自のキャラクター「ウェリーくん」がユーザーデータに連動して、アドバイスを示す。ゲーム感覚で健康管理ができるとしており、健康を管理するというモチベーションをあえて持たなくても、健康管理ができる仕組みを構築している。

 薄さ2.2mm、重さおよそ3gの軽量コンパクト設計が特徴。バッテリーは7日間持続する。アプリは「スマートバスマット」と一体となっている。全国のKDDI直営店、au Style、auショップ、UQスポット、auオンラインショップで購入できる。

「スイカゲーム」ヒントに開発

 Issinはすでに、体重管理が可能な「スマートバスマット」を送り出している。代表取締役CEOの程涛(テイ・トウ)氏は「いかに回復するかが重要。睡眠のほかストレス、活動量も関係してくるため、それらを計測できるようSmart Recovery Ringを開発した」と、その背景を説明した。

 特徴的なのは、専用アプリに「ウェリーくん」という独自のキャラクターが存在することで、旧ツイッターの青い鳥のアイコンを手掛けたデザイナーによるものだという。ウェリーくんは、ユーザーのスコアにあわせたリアクションを行う仕掛けで、健康につながる行動を促してくれる。ウェリーくんはたまに旅行に行くことがあるという。

 テイ氏は、日本でも人気を博したゲーム「スイカゲーム」の制作者。また、「popIn Aladdin」を開発した人物でもある。Smart Recovery Ringはスイカゲームにヒントを得て着想したという。「健康管理には辛いイメージがある。健康増進は楽しくやれるのが本来一番」と、身構えずに使えるデバイスの重要性を語った。

 ソフトウェア的な工夫以外にも、本体の軽量コンパクトさもまたこだわっており、本体の厚みは2.2mm。重さも約3gに仕上げた。テイ氏は「他社では2.5~2.8mmあるが、2.5mm以下でないと違和感がある。どうしたら厚みを削れるか工夫した」という。

 US8号~13号のサイズが用意されており、6号と7号は6月20日に発売する予定。現時点では、買い切り型で本体代以外の料金はかからない。今後、au design Projectの携帯電話「INFOBAR」コラボデザインモデルの発売も予定されている。