レビュー
「iPhone 15 Pro」実機レビュー、アクションボタンやUSB-C端子を搭載
2023年9月22日 22:50
「iPhone 15 Pro」が本日22日に発売された。アップルでの価格は、ストレージ128GBが15万9800円、256GBが17万4800円、512GBが20万4800円、1TBが23万4800円。携帯各社も取り扱う。
iPhone 15 Proシリーズで初採用となるチタン素材の本体は、いったいどんな仕上がりになっているのだろうか。本稿では、iPhone 15 Proのレビューをお届けする。
- チタン素材で軽量化、206g→187gに
- マナーモード切り替えスイッチがアクションボタンに
- チップセット「A17 Pro」搭載
- ゲームなどで現実感高まるハードウェアでのレイトレーシング
- USB-C端子を搭載
外観
iPhone 15 Proのボディにはチタンが採用されている。内部にはアルミも使用し、軽量化を実現した。先代のiPhone 14 Proが206gであるのに対し、iPhone 15 Proは187gとなっている。
ボディの角が丸くなり、従来のモデルに比べて手で持ったときの感触が変わった。
6.1インチ(2556×1179、460ppi)のSuper Retina XDRディスプレイはふちが薄い設計。ディスプレイの大きさは従来のままに、ボディが少し小さくなった。
5倍光学ズームの望遠カメラ
4800万画素(F値1.78)のメインカメラを備える。メインカメラでは24mm、28mm、35mmの焦点距離を切り替えられる。
1200万画素(F値2.8)の3倍望遠カメラは、光学式手ぶれ補正(OIS)をサポートする。
チップセットはA17 Pro
チップセットは、6コアCPUと6コアGPU、16コアのニューラルエンジン(Neural Engine)で構成される「A17 Pro」。3nmのチップセットで、CPUは最大10%、GPUは最大20%、ニューラルエンジンは最大2倍高速になったとされる。
ハードウェアアクセラレーションのレイトレーシングを搭載し、没入感のあるゲーミング体験が実現する。A17 Proの高性能なGPUにより、美麗なグラフィックを楽しめる。
USB-C端子の採用
iPhone 15同様にUSB-C端子を搭載するが、USB 3に対応し、USB 2との比較で20倍のデータ転送速度となる。外付けSSDを装着すると、写真や動画をそのまま保存できる。最大4K 60fpsのHDRビデオ出力もサポートする。
Wi‑Fi 6E(802.11ax)やBluetooth 5.3をサポートする。国内向けモデルでは5Gはsub-6に対応するが、ミリ波には非対応となる。