レビュー

「iPhone 15/15 Plus」フォトレビュー、撮影後でもピントを変えられるポートレート機能など

 アップル(Apple)から9月22日に発売された「iPhone 15/15 Plus」。外部端子がUSB-C端子となったほか、カメラアプリのフォーカスを撮影後でも調整できるポートレート機能など、注目の新機能が搭載されている。

 本記事では、「iPhone 15/15 Plus」の外観や新しいカメラ機能などを中心にご紹介する。

外観

iPhone 15

 iPhone 15の大きさは71.6×147.6×7.80mmで、重さは171g。6.1インチ(2556×1179)のSuper Retina XDRディスプレイ(OLED)を備えている。IP68相当の防水防塵性能をサポートしている。

 本体下側面には、これまでLightning端子が備わっていた部分にUSB-C端子が搭載されており、これまでのLightningコネクターは利用できない。端子部分には、本体のモデル番号のようなものが刻印されている。

上側面
下側面
左側面
右側面

iPhone 15 Plus

 iPhone 15 Plusの大きさは160.9mm×77.8mm×7.80mm、重さは約201g。6.7インチ(2796×1290)のSuper Retina XDRディスプレイ(OLED)を備えている。

上側面
下側面
左側面
右側面

カメラ

iPhone 15 Plus(左)とiPhone 15 Pro(右)のカメラ

 iPhone 15/15 Plusのカメラは、4800万画素のメインカメラ(26mm、F値1.6、光学手ぶれ補正)と1200万画素の超広角カメラ(13mm、F値2.4、120°)が背面に、1200万画素(F値1.9)のカメラが前面に備わっている。

 背面カメラでは、クアッドピクセルセンサーを活用し、1200万画素の2倍望遠(52mm相当)の光学ズーム機能が利用できるほか、最大10倍までのデジタルズームをサポートする。

作例(風景、タップ/クリックで撮影ファイルを表示)
0.5倍
1倍
2倍
10倍(デジタルズーム)
作例(風景、タップ/クリックで撮影ファイルを表示)
0.5倍
1倍
2倍
10倍(デジタルズーム)
作例(草木、タップ/クリックで撮影ファイルを表示)

 また、写真アプリのポートレートモードでは、撮影した後の写真の焦点を変えることができる。たとえば、人物が2人写っているシーンでは、撮影後に異なる人物にピントを合わせられる。ピントをあわせる被写体のほか、絞りを変えてボケ具合を調整することも可能だ。

写真アプリのポートレート
写真アプリで撮影時のものを表示
画面上の「ポートレート」ボタンを有効にするとピントをあわせられる
奥の被写体にあわせたところ
絞りは下で調整できる
絞りを広げたところ
ピントを前の被写体に戻して絞りを狭めたところ