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「Android 13」はAndroid 12からどう進化した? 主な新機能や改善点をあらためてチェック

 8月16日(日本時間)に正式版がリリースされたAndroidの最新バージョン「Android 13」。グーグル(Google)の「Pixel」シリーズ向けに提供が始まっており、筆者の「Pixel 6」もAndroid 13にアップデートできた。

 Android 13は、Android 12からどう進化したのか? 本稿では、筆者の環境で確認できた主な新機能や改善点をご紹介する。

「Pixel 6」
Android 13へのアップデート時の画面。サイズはおよそ1GBだった

テーマ別アプリアイコン

 Android 12で導入されたデザイン「Material You」は、グーグルのアプリアイコン向けになっていたが、Android 13ではサードパーティ製のアプリにも拡大される。

 筆者の環境では、リーディングリストアプリ「Pocket」に対して「テーマアイコン」が適用され、テーマ設定に合わせたデザインになった。ただし、「Facebook」のアイコンに変化はなく、アプリによって対応・非対応が分かれるようだ。

左:Android 12、右:Android 13。テーマアイコンが「Pocket」に適用されている

 また、「壁紙とスタイル」の設定において、「壁紙の色」「基本の色」の選択肢が増え、より多彩なスタイルを選択できるようになった。

左:Android 12、右:Android 13

アプリごとの言語設定

 Androidでは設定メニューで、どの言語で表示するかを選択できる。Android 13ではその機能が拡張され、アプリごとに使いたい言語を選べるようになった。

左:Android 12、右:Android 13。「アプリの言語」という項目が増えている
Android 13の「アプリの言語」設定。言語の選択に対応しているアプリのみが表示される
たとえば「YouTube」アプリについて、どの言語で表示するかを選択できる

メディアプレーヤーの進化

 メディアプレーヤー機能について、ユーザーが聴いている音楽などに応じてデザインが変化するようになった。

 音楽を再生すると、アルバムのアートワークが大きく表示され、再生バーが波打つように動く。

左:Android 12、右:Android 13。通知エリア上のメディアプレーヤーのデザインが変更されている

「クイック設定」のデザイン変更

 画面を下にスワイプするとアクセスできる「クイック設定」において、端末の「設定」にアクセスできるボタンの位置などが変更された。

 また、「クイック設定」で利用できるタイルの数が増えた。たとえば「QRコードのスキャン」が新たに加わっている。

左:Android 12、右:Android 13。「設定」にアクセスするボタンの位置が異なっている
左:Android 12、右:Android 13。利用できるタイルの数が増えている

「おやすみ時間モード」のカスタマイズ強化

 「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」からアクセスできる「おやすみ時間モード」において、設定項目が増えた。より細かいカスタマイズに対応し、ユーザーの健康をサポートする。

左:Android 12、右:Android 13。Android 13では項目が減ったように見えるが、「おやすみ時間の画面オプション」から詳細な設定に移れる
Android 13の「おやすみ時間の画面オプション」設定画面

「バイブレーションとハプティクス」のカスタマイズ強化

 Android 13では、「バイブレーションとハプティクス」の設定において、通話のバイブレーションなどの設定項目が増えた。

左:Android 12、右:Android 13

通知の許可を求める新仕様

 Android 13では、「新しい通知ランタイム許可」が導入された。アプリが通知を送る前に、ユーザーに許可を求めるしくみとなっている。

 筆者の環境でも、アプリをインストールして起動した際、通知の送信に対して「許可」「許可しない」の選択肢が表示された。

Android 13で、アプリの通知許可を求める画面