アデリーペンギンを大々的にフィーチャー「CA007」


サンナップオレンジ

 「CA007」は、オリジナルキャラクターの「アデリーペンギン」を大々的に採用し、防水・防塵性能を備えたNECカシオモバイルコミュニケーションズ製のCDMA 1X WIN端末。7月上旬以降に発売される予定で、セレクト割を含む価格は3万円台後半になる見込み。

 ボディ表面のサブディスプレイ脇には「ペンギンエンブレム」が配され、メール着信などで光るようになっている。また、サブディスプレイにも端末の開閉でキャラクターが登場する。

 新アプリの「アトリエペンギン」は、アデリーペンギンが主人公で、待受画面やメールなどでさまざまなアデリーペンギンの様子を楽しめるようになっており、ユーザーがアデリーペンギンを操作して、愛らしい世界観の中で少し変わったストーリーを楽しむと、実際に使えるコンテンツが入手できる。たとえば、起動後の「おでかけする」「バケツを見る」などのメニューから、「おでかけする」を選択して釣りをすると、たまごやビンなどが釣れる。このアイテムを別の場所に持って行き、芸術家や料理人に託すと、別のアイテムに変わる。このアイテムはギャラリーに保管され、ギャラリーにアクセスすると、ちょっとした出来事が起こる、隠しイベントもある。また「貝」が釣れた場合、埠頭にいるラッコに「貝」を手渡すと、メール用の絵文字画像がプレゼントされる。こうした流れで利用できるようになるコンテンツには、歴代のカシオ製端末に搭載されたキャラクターが起用されたコンテンツも用意される。全ての歴代キャラクターが揃うとのことで、カシオの携帯電話に慣れ親しんだユーザーにとっては、長く愛着を持って楽しめるよう工夫されている。

 カスタマイズしたアイコンメニュー画面をワンタッチで呼び出せる「セルフメニュー」キーを搭載する。このほか、Today's Birthday機能、モバイル辞典、PCドキュメントビューアー、のぞき見防止機能、パワーセーブモードなどが搭載される。テンキーには、凹凸を明確にし押しやすさにこだわった「イントレチャートキー」を採用。片手で開けやすく、持ちやすいフォルムも追求されている。

 カメラには約808万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、暗がりでの撮影などで威力を発揮する。さらに「美撮り」「きらきらクロス」などさまざまな撮影機能を搭載。新たに「デカ瞳効果」「色白効果」「オートスタンプ」も搭載される。

 液晶ディスプレイは3.2インチ、854×480ドットのIPS液晶。CPUはクアルコムのQSD8650、プラットフォームはKCP 3.2。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Bluetoothがサポートされ、3軸センサーを搭載。グローバルパスポートはCDMAを利用できる。通信速度は下り最大9.2Mbps、上り最大5.5MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応する。最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用でき、内蔵メモリの容量は約600MB。

 大きさは約50×110×15.2mmで、重さは約126g。連続待受時間は約240時間、連続通話時間は約220分。ボディカラーはサンナップオレンジ、コットンホワイト、スターリーブラックの3色。

スターリーブラックコットンホワイト

 



(関口 聖/太田 亮三)

2011/5/17 11:16