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Nothing、最大135時間の連続再生が可能な「Headphone (a)」を発表

Headphone (a)。左から、ホワイト、ブラック、ピンク、イエロー

 スマートフォンやワイヤレスイヤホンなどを展開するNothingは、本日5日に「Headphone (a)」を発表した。ホワイト、ブラック、ピンク、イエローの4色が展開され、価格は2万7800円。13日からNothing Japan公式ストアをはじめ、Amazon.co.jpなどのECサイトでも販売され、イエローのみ、4月からの出荷になる。

価格は2万7800円

Nothingらしいデザインを継承

 「Headphone (a)」は昨年発売された同社の「Headphone (1)」に続くオーバーヘッド型ヘッドホンで、(a)のネーミングからもわかるように、「Headphone (1)」に比べ、リーズナブルな普及価格帯のモデルだ。

 ヘッドホンのハウジングのベース部分は、Nothing製品らしいシースルーデザインが採用される。アームとつながる部分はカラーパーツを組み合わせ、スタンダードなブラックやホワイトに加え、暖色系のイエローやピンクがラインアップされる。ハウジングは「Headphone (1)」がアルミニウム製だったのに対し、「Headphone (a)」はプラスチック製を採用する。

Nothingらしいシースルーデザインを採用

 Nothingによれば、「Headphone (1)」の装着感と重量を88%のユーザーが「非常に良い」と評価しており、今回の「Headphone (a)」も重量を310gに抑え、軽量で快適な装着感を継承している。

重量は310gに抑えられた

 ハウジングとヘッドバンドをつなぐ部分は、耐久性の高いスチールアームを採用し、ハウジング部分をスムーズに回転させることが可能。ヘッドバンドにはPUフォーム成形によるヘッドバンドサポートが装着される。イヤークッションは耳全体をカバーする形状で、汚れなども拭き取りやすいPUレザーと低反発フォームクッションを採用し、耳への圧迫感を抑えながら、長時間でも快適な装着感を確保する。

Headphone (1)のデザインを継承

「Headphone (1)」を継承した直感的な操作

 右のハウジング側面には、「Headphone (1)」でも好評を得たローラーとパドルを備える。ローラーは回転させることで音量を変更したり、短押しで音楽の再生と一時停止、長押しでアクティブノイズキャンセリング(ANC)のオン/オフを切り替えることができる。パドルは再生中の楽曲のスキップやバック、早送りや早戻し、電話着信時の応答と拒否の操作ができる。

直感的に操作できるローラーとパドルを搭載

 また、右のハウジングのシースルー面には、ボタンが備えられている。「Nothing OS」ユーザーは短押しでチャンネルホップにより、再生するメディアプログラムを切り替えたり、長押しで音声アシスタントを起動できる。追加のショートカットとして、短押しでカメラのシャッターとして利用したり、Essential Space、ChatGPT、ANCモード、イコライザーモードの切り替えなども用意される。

 AndroidやiOSのユーザーは、ボタン押下で音声アシスタントの起動ができ、追加ショートカットのカメラシャッターをはじめ、ANCモードやイコライザーモードの切り替えも利用できる。

右ハウジングに備えられたボタン

 カメラシャッターの操作は「Nothing OS」ユーザーの場合、ボタンの押下でカメラを起動し、もう一度、押すことでシャッターを切ったり、録画をスタートできる。AndroidやiOSのユーザーはスマートフォン側でカメラが起動している場合のみ、写真の撮影や録画の開始ができる。

 ヘッドホンでのシャッター操作は、Vlogユーザーがスマートフォンを操作するときなどの利用シーンに役立つことを想定し、実装したという。

ボタンをカメラシャッターとして利用可能

40mmカスタムドライバーを採用し、LDAC/Hi-Res認証を取得

 ヘッドホンに内蔵されたドライバーは、軽量かつ高剛性のチタンコーティング40mmドライバーを採用し、クリアな高音域の再生が可能。ドライバーの振動板は可動域を拡大するほか、マグネットの強化やボイスコイル線の大径化を図ることで、よりパワフルで厚みのある低音を再生することができる。

チタンコーティング40mmカスタムドライバーを採用

 Bluetooth接続においてもハイレゾ音質を再生できるように設計され、Hi-Res認証を取得するほか、LDAC認証も取得し、ワイヤレスでも高音質な再生を可能としている。

Hi-Res認証およびLDAC認証を取得

 最大-40dBのアクティブノイズキャンセリングに対応する。屋内や屋外、航空機内など、利用シーンに応じて、効果的にノイズを低減する3つのプリセットフィルターも搭載し、ハウジングのローラーを押し、モードを切り替えることで、外音取り込みモードを利用することもできる。

最大-40dBのアクティブノイズキャンセリングに対応

 スタティック空間オーディオにも対応し、コンサートモードやシネマモードなどで没入感のあるリスニング体験が楽しめる。

スタティック空間オーディオに対応

 [Nothing X]アプリのイコライザー機能では、音楽ジャンルに合わせた5種類のイコライザーがプリセットされる。今後、Nothing OSのアップデートにより、アーティストやミュージシャンが作成したイコライザーのプロファイルが提供される。

アドバンスドEQによるパーソナライズとプリセット

 ヘッドホンのハウジングには、外部環境音を検知するマイク、通話時にユーザーの声を拾うトークマイク、耳道内に残るノイズをモニタリングするFeedback micの3つのマイクを備えており、AIアルゴリズムを用いることにより、ノイズやエコーを低減し、クリアで自然な音声通話を実現する。

3基のマイクとAIアルゴリズム

最大135時間の連続再生

 バッテリーによる駆動時間は、約5日間に相当する最大135時間を実現。これまでのNothing Audioの全ラインアップの中で最長のバッテリー持続時間で、ANCオフの状態で135時間、ANCオンの状態で75時間の連続再生が可能。通話もANCオフで72時間、ANCオンで50時間の利用が可能。

最大135時間の連続再生が可能

 ハウジングのUSB Type-Cポートに接続しての高速充電に対応し、約5分間の充電でANCオフで8時間、ANCオンで5時間の利用ができる。0~100%までの充電は約2時間で完了する。

 接続についてはUSB Type-Cと3.5mmオーディオジャックを備え、Bluetoothによるワイヤレスだけでなく、有線による入力にも対応する。ペアリングはGoogleの「Fast Pair」、マイクロソフトの「Microsoft Swift Pair」による簡単ペアリングに対応。

 ノートパソコンとスマートフォンに同時接続するデュアル接続にも対応し、着信時には再生デバイスが自動的に切り替わる。ゲームなどに便利な低レイテンシーモードに対応し、音声遅延を120ms未満に低減できる。

 本体はIP52準拠の防塵・防滴仕様で、汗や小雨、ほこりなどにさらされても音質を損なうことなく、使うことができる。パッケージには「Headphone (a)」本体のほか、USB Type-Cケーブル、3.5mmジャックケーブル、ソフトキャリーケースが含まれる。

デュアル接続や低レイテンシーモード、防塵・防滴性能などを備える