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ソフトバンク、「SRv6 MUP」を5Gに世界初の商用導入 低コストでMEC・スライシング実現
2025年12月18日 13:44
ソフトバンクは、5Gの特徴的技術の「MEC」や「ネットワークスライシング」を低コストで実現できる「Segment Routing IPv6 Mobile User Plane」(SRv6 MUP)を、商用5G環境でサービス提供することに世界で初めて成功した。
SRv6 MUPは、MEC(Multi-access Edge Computing)やサービスやユーザーごとに帯域を分割するネットワークスライシングを従来よりも低コストかつ容易に実現できる技術。ソフトバンクでは、2023年からフィールドトライアルを実施しており今回、商用ネットワークでのサービス提供に成功した。
SRv6 MUPを適用したのは、5G商用ネットワークの固定無線アクセスの一部という。今後は、今回のサービス提供で得られた知見を活かして、提供範囲を拡大していく。
ソフトバンクでは「SRv6 MUPがもたらす低遅延なサービスをより多くのお客さまに提供することを目指して、引き続き開発・検証を進めます。また、さまざまなテクノロジー企業や各国の通信事業者と連携してSRv6 MUPを活用することで、MECやネットワークスライシングの効率的な実現を目指していきます」としている。
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