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正直ここまでとは思わなかった。OPPO Find X9を1カ月使った本音

【OPPO Find X9】

 オウガ・ジャパンは、2025年12月に新しいフラッグシップモデル「OPPO Find X9」を発売しました。ハッセルブラッド共同開発クアッドカメラや高性能SoC「Dimensity 9500」、超大容量7025mAhバッテリーなど、スペック面では文句なしの構成です。今年は、おサイフケータイにも対応し、より完成された一台となりました。

 そんなOPPO Find X9を僕が実際に購入し、約1カ月ほど使ってみたので、実際どうだったのかお伝えしていきます。

 まず、使ってみて一番気に入ったのは、やはりカメラです。今回、スウェーデンの老舗カメラメーカー・ハッセルブラッドと共同開発したクアッドカメラを搭載。広角、超広角、望遠すべてが高画素の5000万画素という構成になっています。新たに、マルチスペクトルカメラを搭載したことで、難しい光環境下でも、より忠実な色を再現可能です。

 実際に撮影した写真は、派手さを強調するタイプではなく、自然な色味を重視しており、特に光と影の階調表現が非常に綺麗でした。

 そして、OPPO Find X9を手に取ったらぜひ使ってほしいのが「マスターモード」です。ハッセルブラッド社の中判カメラ、「Hasselblad X2D」に近い色の表現を再現できます。

 質感や色味表現に一段と味が出て、スマホカメラで撮ったとは思えない印象の写真に仕上がります。通常の写真モードよりも、光と影の差がより際立ち、写真がワンランクアップするような印象で、筆者はとても好きです。

 また、Hasselblad XPANにインスピレーションを得た65:24のレトロなパノラマ撮影を楽しめる「XPANモード」も用意されており、縦長・横長でオシャレな写真が撮れます。撮影体験の楽しさだけではなく、表現の幅も広げてくれる点が魅力的です。

 OPPO Find X9は、バッテリー面でも強く、安心感があります。大容量の7025mAhバッテリーを搭載し、カメラを頻繁に使うような日でも1日は余裕でもち、使い方によっては半分以上残ることも珍しくありません。高速充電にも対応しているため、万が一のときでも短時間の充電で復帰できるのが心強いポイントです。

 また、約6.6インチの綺麗で明るい有機ELディスプレイを搭載。ベゼル幅がわずか1.15mmと非常に細く、大画面をより広く感じられるため、動画視聴やゲーム時の没入感が高いのも魅力です。

 SoCには、ハイエンド向けの高性能チップ「Dimensity 9500」を搭載で、動作も快適。SNSやWeb閲覧といった基本的な操作はもちろん、「原神」や「鳴潮」といった負荷の高いゲームも快適にプレイできます。

 ちなみに、デザイン面も気に入っています。カラーは、チタニウムグレー、スペースブラックの2色展開。どちらも魅力的なカラーで、購入時にめちゃくちゃ悩んだのですが、今回はシックで落ち着いたトーンのスペースブラックを選びました。

 背面はサラサラとしたマットな触り心地で、高級感のある仕上がりです。先代モデルに比べ、カメラ周りのデザインもスッキリしているのも気に入っています。

 また、側面に新たに搭載されたカスタマイズ可能な「Snap Key」も便利です。AI機能の呼び出しやカメラの起動、マナーモードの切り替えなどを割り当てることができます。物理キーのため、本体を見なくともポケットに入れたまま操作できるところが魅力です。

 そして、今回の大きな進化ポイントとしては、待望のおサイフケータイに対応したところです。Suicaなどの交通系の支払いが可能になり、日常使いでの利便性が大きく向上しました。個人的にもこの進化はとても嬉しいです。加えて、安心のIP68・IP69防水防塵・耐衝撃性能も備えており、より多くの人にとって選びやすいモデルに仕上がっています。

 あえて、気になる点を挙げるとすれば、望遠レンズがテレマクロ撮影に対応していない点や、本体の重さが203gあるため、人によっては好みが分かれると感じました。また、USBポートは2.0規格のため、外付けSSDなどへの大容量データ転送にはやや時間がかかるので注意です。

 とはいえ、OPPO Find X9を約1カ月間使用した感想は、一言で言えば「シンプルに満足度が高い」です。この端末は、最上位のプレミアムハイエンドに迫るカメラ性能を持ちながら、日常の使い勝手も非常にまとまった、完成度の高いハイエンドスマートフォンでした。

 カメラ性能を重視する人はもちろん、大画面でゲームを楽しみたい人や、おサイフケータイなどの安心機能を求める人まで、幅広いユーザーが満足できる内容になっています。サイズと重ささえ条件に合っていれば、手にしたあとに後悔しにくい、万人向けの一台と言えるでしょう。

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