KDDIとGoogle Cloudが提携、「信頼できる情報源」によるAIサービス展開へ

　KDDIとGoogle Cloudは、信頼性の高いAIサービスの展開に向けて戦略的提携を結んだ。2026年春ごろのサービス提供を目指す。

　グーグルの生成AIモデル「Gemini」やAIアシスタント「NotebookLM」などのAIを活用。コンテンツプロバイダーの権利を守りながら、高い信頼性を持つ情報を取得できるサービスの展開を目指す。

　AIによるWeb上の情報の無断利用が社会課題となり、報道やエンタメなどの産業の持続可能性が危ぶまれるなか、コンテンツプロバイダーから許可を得た信頼性の高い情報をAIが読み込み、ユーザーにあわせて最適にまとめる。信頼性の高い情報源から知りたい情報を音声や文章で効率よく収集できるという。

　参画を決めたコンテンツプロバイダーはユーザベース（NewsPicks Select）、ナターシャ（ナタリー）、カカクコム（価格.com）、晋遊舎（LDK）、レンガ（マンションノート）、コネヒト（mamari）。今後もパートナーは拡大する。