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Opensignalが国内の通信品質レポート発表、auがアワードの過半を獲得

 Opensignalは、日本における2025年4月版モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポートを発表した。多くの部門でアワードを獲得したのはauで、17部門中11部門でアワードを受賞した。調査は、2025年1月1日~3月31日の期間に実施された。

 4Gを含めた全体の調査では、ビデオやライブビデオ、ゲーム、音声アプリ体験部門で1位がau、2位がソフトバンクの順で受賞。ダウンロードスピードは1位がau、2位がドコモ、アップロードスピードは1位が楽天モバイル、2位がソフトバンクの順に受賞した。

 5Gにおいてもこの流れは続き、ビデオやライブビデオ、ゲーム、音声アプリ体験部門で1位がau、2位がソフトバンクの順で受賞。5Gのダウンロードスピードは、1位がドコモ、2位が楽天モバイル、5Gアップロードスピードは1位が楽天モバイル、2位がソフトバンクと続いた。

 このほか、体感的なサービスエリアを反映したカバレッジ部門と5Gカバレッジ部門では1位がドコモ、2位がauとなった。通信が利用できるかを示す利用率では、僅差ながらドコモとauが同率受賞、5G利用率は1位がソフトバンク、2位がau、3位が楽天モバイル、4位がドコモと続いた。

 地域別に見ると、全体の利用率はすべての地域で4キャリアとも僅差だったが、5Gの利用率ではすべての地域でソフトバンクが受賞、中国四国を除いた地域ではauが2位、中国四国ではドコモが2位と続いた。

カバレッジ部門
5Gカバレッジ部門
利用率
5G利用率

 最後に、信頼性部門では、1位がauで951ポイント、2位がソフトバンクで939ポイント、3位がドコモで929ポイント、4位が楽天モバイルで916ポイントとなった。

信頼性部門