NTT、大阪・関西万博でIOWNを活用した「ふれあう伝話」を設置

　NTT（持株）、2025年大阪・関西万博 日本館事務局、2025年大阪・関西万博シグニチャーパビリオン いのち動的平衡館は、大阪・関西万博にIOWNを活用した「ふれあう伝話」を設置する。

　「電話から伝話へ」をテーマとする本施策では、公共の場での偶然の出会いや、初対面の人とのふれあうコミュニケーション体験の提供を目指すとする。

「ハイタッチでつなぐ」ふれあう伝話

　「ハイタッチでつなぐ」ふれあう伝話では、「All-Photonics Connect powered by IOWN」を活用し、日本館と関西国際空港万博特設ブースを接続する。

　それぞれの場所に「ふれあう伝話」が設置される。関西空港の来訪者と日本館の来訪者はお互いの姿をモニタで確認し、世界各国の言葉で挨拶できる。また、丸い手のマークにハイタッチすることで、「つながる」コミュニケーションも可能となる。

「いのち」ふれあう伝話

　「いのち」ふれあう伝話では、オールフォトニクス・ネットワーク（APN）を活用し、NTTパビリオンと「いのち動的平衡館」を接続する。

　それぞれの場所に「ふれあう伝話」が設置される。来訪者はモニタの前に置いてあるテーブルにふれることで、それぞれのふれる感覚を伝えられる。また、NTTパビリオンからは、聴診器型のデバイスで自分の鼓動を送ることができる。