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「Galaxy S24 FE」、auとSIMフリーで12月26日に発売

 サムスン電子ジャパンのAndroidスマートフォン「Galaxy S24 FE」が、12月26日に国内発売される。発売に先駆け、本日12日より予約受け付けがスタートする。

 通信事業者ではKDDIがauブランドで取扱するほか、メーカー直販モデルもSamsungオンラインショップやGalaxy Harajukuなどで販売される。Samsungオンラインショップでの本体価格は7万9800円。

主要スペック

 チップセットは「Exynos 2400e」、8GBのRAMと128GBのストレージを搭載する。ディスプレイは約6.7インチで解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大で120Hz。カメラは、超広角1200万画素、広角5000万画素、望遠約800万画素のトリプルレンズ構成。インカメラの画素数は約1000万画素。

 バッテリー容量は4700mAh、本体カラーはブルー、グラファイト、グレー、ミントの4色で、ミントはSamsungオンラインショップ限定カラー。

 大きさは幅77×高さ162×厚さ8.0(mm)、重さは約213g。IP68の防水/防じん性を持つ。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/axに対応する。OSはAndroid 14。

カメラ、生成AI編集

 5000万画素の広角レンズは光学手ぶれ補正に対応するほか、アダプティブピクセルセンサーと連携し、ズームレンズでカバーする光学3倍ズームに加えて、2倍以上のズームでも光学相当の画質を実現する。

 Galaxy FEシリーズでは初めて「ProVisual engine」を搭載する。AI画像信号処理(ISP)による低照度環境下での性能を向上させ、美しいナイトグラフィー撮影が可能という。

 AIを活用した編集機能では、「生成AI編集」により被写体を移動したり消したりできるほか、不足した背景を生成できる。また、窓ガラスに映りこんでしまった反射などを、AIが写真にあった編集方法を提案するため、ボタンを押すだけで簡単に消去できる。

ポートレートスタジオ
AI編集サジェスト

 生成AI編集機能の利用は、ネットワーク接続とSamsungアカウントへのログインが必要となる。また、生成AI編集で編集した画像は最大約1200万画素にリサイズされるほか、生成AIによる編集が加えられたことを示す透かしが加えられる。

生成AIを活用した編集機能も利用可能

Galaxy AI

 サムスンの「Galaxy AI」に対応し、指でかこって検索する「かこって検索」、メッセージアプリでの文法やスペルを修正する「チャットアシスト」、メモの書式設定、要約設定、翻訳などのミスを修正する「ノートアシスト」、音声ファイルをテキストに書き起こしする「文字起こしアシスト」が利用できる。

 翻訳関連では、オフラインでも会話を通訳する「通訳」のほか、通話内容を端末から直接翻訳する「リアルタイム通訳」、SamsungブラウザのWebページを要約・翻訳する「ウェブアシスト」が利用できる。

チップセット

 「Exynos 2400e」チップセットは、レイトレーシングなどの機能に対応する。前モデル「Galaxy S23 FE」比で1.1倍に拡大されたベイパーチャンバーにより冷却性能が向上し、ピーク性能をより長時間維持できる。7世代のOSアップグレードと、7年間のセキュリティアップデートが提供される。

ブルー
グラファイト
グレー
ミント(Samsungオンラインショップ限定)

アクセサリー

 ケース背面に指を通して落下防止や、横置き時にスタンドとして使える「「Galaxy S24 FE Standing Grip Case」は、ブルーブラック、グレー、イエローの全3色で、販売価格は1万230円。

 デバイスのスタイルを変更する「Flipsuit Case」を挿入できる、「 Galaxy S24 FE Flipsuit Case」はイエローとレッドの2色、販売価格は9130円。

 カバーを開かずに通知の確認や通話への応答ができる「Galaxy S24 FE Wallet Case」は本体カラーにあわせた4色が発売される。価格は9130円。

 純正のシリコンケース「Galaxy S24 FE Silicone Case」はブラック、ブルー、グレー、ミント、イエローの全5色で、販売価格は5500円。