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iPhone向け「iOS 18.1」が登場、Apple Intelligenceが利用可能に
2024年10月29日 00:44
アップル(Apple)は、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1の提供を開始した。あわせて、米国英語でアップルのAIサービス「Apple Intelligence」が利用できるようになる。
iOS 18.1では、カメラコントロールで前面のTrue Depthカメラへ切り替えられるようになるほか、AirPodsとの組み合わせで、ヒアリングチェックを利用できる。
iOS 18.1の更新内容(日本語向け)
電話
- 通話録音により、通話が録音中であるということがアナウンスされ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できます
カメラ
- カメラコントロールで素早く前面のTrue Depthカメラに切り替えることができます(iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
- 新しい“空間”カメラモードで、空間写真を空間ビデオの撮影と共に撮影できます(iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)
AirPods
- ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができます(18歳以上のユーザが対象)
- ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
機能改善とバグ修正
- コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加しました
- RCSビジネスメッセージで、RCSで店舗や企業とチャットできます(通信事業者が対応している必要があります)
- ポッドキャストで未再生のエピソードが再生済みとしてマークされる問題を修正しました
- デバイスが発熱しているときに4K 60で収録されたビデオについて、“写真”でのビデオ再生のスクラブ中に動きがぎこちなくなることがある問題を修正しました
- バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題を修正しました
- iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題を修正しました
Apple Intelligence
AIサービスのApple Intelligenceは、iOS 18.1のほか、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1へのバージョンアップで利用できる。ただし、利用できるのは、デバイスとSiriの言語が米国英語に設定されている場合。地域は限定されていない。日本語は来年4月以降になる。
文章作成を支援する作文ツール、より自然に会話できるSiri、自然な文章で写真を探せる機能、写真撮影後に不要な被写体を削除できるクリーンアップ、写真アプリで説明文を入力してムービーを作成できるメモリー機能などが用意される。
Apple Intelligence対応製品
iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、A17 Pro または M1 以降を搭載した iPad、および M1 以降を搭載した Mac