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iPhone向けに「iOS 18.2」、Apple Intelligenceに画像生成など

 アップル(Apple)は、「iOS 18.2」「iPadOS 18.2」「macOS Sequoia 15.2」の提供を発表した。Apple Intelligenceに画像生成関連の機能が追加されるほか、英国など米国英語以外の英語への対応も含まれる。

 今後も数カ月以内に、Apple Intelligenceの機能追加が予定されている。

 なおm本稿執筆時点ではまだ「iOS 18.2」の配信を確認できていないが、12日2時(日本時間)に登場する可能性がある。

画像生成

 Apple Intelligenceに追加される機能のひとつ「Image Playground」は専用アプリとしても利用できる画像生成機能。

Image Playground

 写真ライブラリのなかの写真を使って家族や友人に似た画像を作成したり、3Fアニメなどを生成できる。生成した画像をKeynoteなどに用いることもできる。

Keynoteにも利用できる

 絵文字を生成する「Genmoji」も追加され、写真をもとにした絵文字などを作成できる。

Genmoji

 メモアプリでは「Image Wand」と呼ばれる画像生成機能が追加される。ラフスケッチをもとに、より洗練された画像を生成できる。

Image Wand

ライティングをサポート

 文字入力では、書き直し、校正、要約といったオプションに加えて「変更点を説明」が追加され、ユーザーが変更した内容を示せるようになる。

 アップル製アプリだけではなく、サードパーティアプリでも利用可能。

iPhone 16でカメラを駆使したAI機能

 iPhone 16シリーズのカメラコントロールを使い、ユーザーはビジュアルインテリジェンスという機能により、近くにあるオブジェクトや場所を調べられる。

 Google検索と連携してアイテムを購入できる場所を調べる、あるいはChatGPTと連携してノートに記した図の説明をしてもらうといったこともできる。

SiriとライティングツールでChatGPT

 Apple Intelligence対応のiPhone、iPad、MacではSiriとライティングツールでChatGPTと連携できる。

 アプリを切り替えることなく、ChatGPTを使って調べたり、コンテンツを生成したりできる。利用にあたってChatGPTのアカウントは不要。

6カ国の英語に対応

 これまで米国英語だけとなっていたApple Intelligenceは、今回のOSバージョンアップにより、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国の英語をサポートする。

 端末の言語設定をサポート対象にしていれば、世界中どこでも利用できる。

 Apple Intelligence対応製品は、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、A17 Pro、M1以降搭載のiPad、M1以降搭載のMac。