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アップルが「iPad mini」最新版発表、Apple IntelligenceやApple Pencil Pro対応

 アップル(Apple)は、新しい「iPad mini」を発表した。アップルのAI「Apple Intelligence」やApple Pencil Proに対応する。15日に予約受付を開始し、23日に発売される。

 スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色展開で、ストレージは128GB、256GB、512GBの3種類から選べる。Wi-Fi版とWi-Fi+Celluar版が用意される。

 価格はWi-Fi版では、128GBが7万8800円、256GBが9万4800円、512GBが13万800円。Wi-Fi+Celluar版では128GBが10万4800円、256GBが12万800円、512GBが15万6800円。

8.3インチディスプレイ

 輝度が500ニトとなる8.3インチのLiquid Retinaディスプレイ(2266×1488ピクセル)を搭載。耐指紋性撥油コーティングや反射防止コーティングが施される。

 Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)で操作でき、Apple Pencilのホバー操作もサポートされている。

Apple Intelligence対応

 チップセットはiPhone 15 Pro / Pro Maxでも採用されていた「A17 Pro」を搭載。2つの高性能コア、4つの高効率コア、5つのGPUコア、AI処理用として16コアのNeural Engineを搭載。前世代のiPad miniに採用されていたA15 Bionicから大幅にパワーアップした。

 Apple Intelligenceもサポートする。10月中に登場するiPadOS 18.1への無料アップデート以降、米国英語で利用できる。Apple Intelligenceにより作文ツール、写真アプリでの動画生成(メモリー機能)などが利用できる。

カメラ

 背面に12MP広角カメラ(F値1.8、5枚構成のレンズ)を備え、最大5倍のデジタルズームで撮影できる。

 またパノラマ(最大63MP)撮影、スマートHDR 4、高度な赤目修正、自動手ぶれ補正なども利用できる。

 12MP超広角フロントカメラはiPad miniを縦長で使うことにあわせた配置だが、センターフレーム対応となっており、被写体となるユーザーを画面の中心に配置してくれる。

主な仕様

 大きさは195.4×134.8×6.3mm。重さはWi-Fi版が293g、Wi-Fi+Celluar版が297g。側面にTouch IDセンサー搭載の電源ボタンや音量調節ボタン、ステレオスピーカー、デュアルマイク、磁気コネクタ、USB-Cコネクタを備える。パッケージには20W出力対応の電源アダプタが同梱される。