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アップル、M4チップ搭載の「iMac」発表

 米アップル(Apple)は、新型の「iMac」を発表した。M4チップを搭載し、アップルのAIサービス「Apple Intelligence」を利用できる。29日に予約受付が始まっており、11月8日に発売される。価格は19万8800円~。

 ディスプレイ一体型となる「iMac」は、M4チップにより、M1搭載のiMacと比べ、写真の編集などでは最大2.1倍高速に処理できる。また、Excelのようなアプリでは最大1.7倍、SafariでのWebブラウジングは最大1.5倍、高速になる。さらにアップルでは「最新のIntel Core 7搭載の24インチオールインワンWindowsパソコンより最大4.5倍高速」とアピールする。

 「Apple Intelligence」は、macOS Sequoia 15.1で利用でき、まずは文章作成支援の作文ツールなどが用意され、12月にはSiriと作文ツールにChatGPTが統合される。

 新しいiMacのカラーバリエーションは、シルバー、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー。おそろいのカラーのMagic KeyboardとMagic Mouseが用意される。

 24インチ4.5K Retinaディスプレイを備え、オプションとして反射が映り込みを減らすNano-textureガラスを選べる。
 12MPセンターフレームカメラも用意され、FaceTimeなどで、被写体となる人物を動画の中央に収めて相手に届ける。

 最大4つのUSB-Cポートは、いずれもThunderbolt 4に対応。最大2台の6K外部ディスプレイ、外部ストレージ、ドックなどを利用できる。Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3もサポート。Touch IDを使って、ユーザープロファイルを切り替えることもできる。

 最も安いモデルはM4の8コアCPU、8コアGPU、16GBユニファイドメモリ、256GBストレージという構成で、USB-Cポートは2つ備える。このほか、10コアCPU/10コアGPUでUSB-Cポート×4や、512GBストレージ。24GBメモリと512GBストレージといったモデルも用意される。