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総務省で事業者間ローミングに関する報告書、意見募集へ

 総務省は、「非常時における事業者間ローミング等に関する検討会」の「第3次報告書(案)」について、意見を募集する。期間は4月5日~5月9日まで。

 総務省では、通信障害などの際に他社回線で携帯電話を利用できるようにする「事業者間ローミング」の実現に向け、2022年9月から検討を進めてきた。

 今回、検討会において第3次報告書(案)が取りまとめられたことを受け、意見募集を実施する。寄せられた意見は総務省が取りまとめ、公表する予定となっている。

 第3次報告書(案)の中では、事業者間ローミングの基本的な考え方として、「発動されるタイミングが非常時であること」「すべての利用者に制約を設けず提供されること」「利用者側でSIMの切替が不要なこと」などが定められている。