ニュース

モトローラ日本法人が社長交代、仲田正一氏が新社長に

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは12日、代表取締役社長に仲田正一氏が就任したことを発表した。仲田氏は、レノボのアジア太平洋地区モバイルビジネスグループ・エグゼクティブディレクターであるプラシャンス・マニ氏の直轄となる。

 仲田氏は、さまざまな通信事業の立ち上げやソリューション開発などを経験し、Android端末導入によるNTTドコモのスマートフォン市場参入をリードした実績がある人物。日本、オランダ、米国など複数地域の大手組織で要職を歴任し、直近ではNTT DOCOMO USAの社長兼CEOを務めた。

仲田氏

 これまでモトローラ・モビリティ・ジャパンの代表取締役社長を務めていたのは松原丈太氏。同社によれば、松原氏は現在、仲田氏をサポートし、モトローラの新規事業などをドライブする役割を担うという。また、レノボによるFCNTの事業承継とは無関係で、日本市場でのさらなる事業拡大を見据えた交代であるとした。

 モトローラは、新たな経営体制のもと、日本のスマートフォン市場で積極的にリーダーシップを発揮していくとしている。

 仲田氏のこれまでの業界での経験とモバイル技術の深い知識が加わることで、当社のビジネスに新たな価値をもたらし、日本市場および顧客へのコミットメントの達成に寄与することでしょう。仲田氏のリーダーシップのもと、モトローラを日本におけるAndroidブランドのトップブランドへと導いてくれると期待しています。

レノボ アジア太平洋地区モバイルビジネスグループ・エグゼクティブディレクター プラシャンス・マニ氏のコメント

 この度、仲田氏をモトローラの新たなリーダーとして迎えることを大変嬉しく思います。今後、仲田氏を中心に従業員一人ひとりがこれまで以上に高い意欲と責任をもって業務に取り組み、優れた製品とサービスを日本のお客様へ提供することで、さらなるビジネスの成長を推し進めることを期待しています。

レノボ・ジャパン代表取締役社長 檜山太郎氏のコメント

 この度、通信業界の中でも歴史あるモトローラの日本法人において、代表取締役社長に就任したことを大変嬉しく思います。革新的な技術とチャレンジ精神を持ち、通信業界を牽引し続けるモトローラで、新たなビジネスへ挑戦し、日本の携帯電話市場のさらなる発展へ貢献してまいります。

仲田正一代表取締役社長によるコメント