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Apple Watchが「INFOBAR」に変身するケース、プロトタイプが公開

 東京都港区の東京ミッドタウンで11月23日から開かれる「Digital Happiness/いとおしいデジタルの時代。」展で「INFOBAR」型のApple Watchケースのプロトタイプが展示される。

INFOBARのディスプレイ部にApple Watchが見える

 展示されているApple Watchケースは、初代INFOBARを模した形。寸法もほぼ同じという。INFOBARのディスプレイにあたる部分にApple Watchがはめこまれるようになっており、通常通り画面をタッチして操作が可能。色合いや特徴的なキーなど、当時の佇まいが極めて精巧に再現されている。キーは押せないが、Apple Watch自体がキー経由でできる操作が限られることや購入しやすい価格での商品化を目指しており、コストとの兼ね合いもあるようだ。

充電できるよう裏側からはApple Watch本体が見え、横にはリューズもある。コンセプトモデルのため商品化の際には形状が変更になる場合もある
左はINFOBAR型Apple Watchケース。右は本物のINFOBAR。撮影のため特別に触れているが、本来は触れられない

 INFOBARは、KDDIがauから発売した携帯電話/スマートフォン。今回、Apple Watchケースのデザインのベースとなった初代モデルは2003年に発売された。デザイン性を重視したプロダクトを生み出す「au design project」の第1弾モデルで、プロジェクト自体も2023年で20周年を迎えた。展覧会は12月10日までで、入場料は無料。