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グーグル「Chrome」に生成AI活用の新機能が追加
2024年1月24日 16:31
Google(グーグル)は23日、Webブラウザ「Chrome」の最新版(M121)をリリースした。今回のバージョンには、生成AIを活用した新機能が導入された。
新機能は米国から順次、MacおよびWindows PC上のChromeで提供される。利用するには、Chromeにサインインし、三点メニューから「設定」を選択して「実験用AI」に移動する。なお、当面は企業アカウントと教育アカウントでは利用できないという。
タブオーガナイザー
新機能「タブオーガナイザー」では、「タブのグループ化」が自動で提案される。Chromeが、開いているタブに基づいてタブグループを自動的に提案し、作成する。グループの名前や絵文字も提案される。
旅行の計画、調査、ショッピングなど、Chromeで複数のタスクに取り組んでいる場合に役立つという。
この機能を使用するには、タブを右クリックして「類似したタブを整理」を選択するか、左上の下向き矢印をクリックする。
ブラウザのテーマを自動生成
昨年、Android 14および Pixel 8デバイスに生成AI壁紙が導入されたが、同じモデルがChromeにも導入され、ブラウザをカスタマイズできるようになった。
主題、雰囲気、スタイル、色などを選択すると、カスタムのテーマをすばやく作り出すことができる。たとえば、「オーロラ」が好きで、それを「穏やかな」雰囲気の「アニメーション」スタイルで見たいとすれば、これらのオプションを選択するだけで、Chromeのテーマが生成される。
この機能を使用するには、サイドパネルから「Chromeをカスタマイズ」にアクセスし、「テーマを変更」を選択してから、「AIを使用して作成」をクリックする。