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「夏のスマホ放置に注意」携帯4社が夏にやりがちなスマホ使用法に注意喚起

 NTTドコモとKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社は、夏のスマートフォン取り扱いに関して注意喚起している。それぞれ内容は異なるが、スマートフォンの高温環境での放置の注意喚起や発熱したスマートフォンの冷却方法に関するヒントなどが掲載されている。

 たとえば、NTTドコモでは、発熱した端末を冷ますには「外部から扇風機で直接冷風を当てる」ことが効果的とする一方、防水端末であっても「水の中に入れて冷やす」ことはおすすめしないとしているほか、凍らせた保冷剤など冷たいもので冷やすことは、端末内部で結露が発生し正常に動作しなくなる可能性があるとしている。

 KDDIは、スマートフォンを車のダッシュボードに放置する危険性を実験を通じて案内し、あわせてスマートフォンが高温になった際の冷却方法も紹介している。また、防水端末でも「海水の防水に対応しているのは限られている」とし、夏のレジャーへの注意を促している。

 ソフトバンクでは、ぬれたままの端末を充電する危険性を解説しているほか、後半には自動会話プログラム「ChatGPT」を使って、“スマホ熱中症”に関する質問を投げたものも紹介されている。

 楽天モバイルでは、バッテリーに注目し、長時間充電への保護機能や電池寿命を延ばすためのヒントが紹介されている。