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故障じゃなくて「スマホ熱中症」かも? 携帯会社が案内する原因と解決策とは

 続く酷暑で耳にするようになった「スマホ熱中症」。スマホが熱を持ち、動作が遅くなるなど不具合が出る現象を指す言葉だ。

 auとソフトバンクは、スマホが熱くなる原因や、解決策について案内している。

au、Youtubeで動画公開

 auは、「『スマホが熱くなる』は実は故障じゃない? 素早く安全に冷やす方法を検証」という動画をYouTubeで公開。

 動画によると、スマホが熱を持つと、処理速度が低下したり、カメラが起動しなくなったりすることがあり、夏には「故障?」という問い合わせが増加するという。しかし、それらは故障ではなく、熱を放出するためにスマホの「セーフティー機能」が作動しているケースが多いとのこと。

 スマホが熱くなる原因としては、気温が高い場所でのスマホの利用や動画視聴、充電しながらの使用があるとしている。対象法としては、使用をやめること、電源をオフにすることが一番だが、素早く冷やしたい場合は、扇風機の風をあてることが効果的だという。

 冷蔵庫に入れたり保冷材で冷やしたりすることは、内部での結露の発生に繋がり、故障の原因になる。

ソフトバンク、バッテリーへの影響を注意

 ソフトバンクは、バッテリーの持ちが悪くなる原因として、高温環境での利用や放置をあげている。悪化すると、勝手に再起動されたり、バッテリーが膨らんできたりするといった不具合が発生する可能性があるため、極端な高温や多湿な場所は避けて使用、保管することを呼びかけている。

 また、長時間充電しながらのアプリケーションの利用や動画視聴も控えるよう呼びかけている。