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メルカリが「パスキー」に対応、利便性高い生体認証

 メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において、FIDO Allianceが策定する認証方法「パスキー」を導入すると発表した。ビットコイン取引サービスより対応を開始し、順次対応サービスを拡大していく。

 「パスキー」は、生体認証に必要な秘密鍵情報を、アップル(Apple)やグーグル(Google)のアカウントに保管しておくことで、生体認証を利用できる認証方法。一度設定すれば、複数のデバイスや機種変更後のデバイスでも、あらためて登録しなくても利用できる。

 「パスキー」での生体認証は、マイページから個人情報設定に進み、「生体認証」のページからパスキーの登録ができる。iOSでは指紋(Touch ID)と顔(Face ID)、パスコードによる認証が、Androidでは指紋と虹彩、顔、画面ロックによる認証が利用できる。

 なお、生体認証に必要な顔や指紋などのデータは、メルカリには保存されない。