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Android 14以降の「Chrome」、サードパーティのパスワードマネージャーによる「パスキー」に対応

 グーグル(Google)が提供するAndroid版の「Chrome」に認証情報マネージャーが統合され、サードパーティのパスワードマネージャーがAndroid 14以降でパスキーを提供できるようになった。

 パスキーでは、デバイスの指紋認証や顔認証、PIN、パターンを使ってアプリやWebサイトにログインでき、パスワードが不要になる。

 Android 14 以降のChromeでは、すべてのプロバイダーのパスキーが認証情報マネージャーによって表示される。それにあわせて、インターフェイスも変わる。

 たとえば、ユーザーがログインしようとしているドメインは、より大きな文字で表示される。また、表示名はユーザー名の代わりにユーザー名のすぐ上に表示され、パスキーはほかのサインインオプションよりも優先される。

従来の表示
新たな表示

 サインインのオプションを選択できるボタンも表示され、そのボタンからはパスワードなど代替のサインインオプションを選べる。