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KDDIや飛島建設、ドローンで工事現場をリモート&自動で監視する実験

 KDDIスマートドローンとKDDI、飛島建設は、ドローンを使った建設工事現場での監視業務を自動化する検証を行った。

充電ポート付きドローン「G6.0&NEST」

 従来の目視による監視や計測の業務には多くの人員や時間を要する。また、ドローンを導入して業務を行う場合にもドローンから人手を介して撮影データを取り出す必要があるという。

 そこで飛島建設が行う工事において、KDDIとKDDIスマートドローンが提供する充電ポート付きのドローン「G6.0&NEST」を運行管理システムで遠隔で自立飛行させる。さらに飛行時に取った映像をクラウドに自動アップロードすることで、監視員を配置せず監視業務を自動化することに成功した。

 取得した空撮映像・画像を3Dモデリング化し、地表面変位計測を行うことで地表面の沈下などの異常確認も可能になった。

空撮写真から生成した3Dモデリング

【お詫びと訂正 2022/09/07 12:27】
 記事初出時、飛島建設の社名に誤りがございました。お詫びして修正いたします。