ニュース
アルファベットが24年Q4決算発表、AIサービスなど好調で2桁成長
2025年2月5日 15:08
グーグルの親会社であるアルファベットは2024年第4四半期の決算発表した。営業収益は前年同期比12%増の964億6900万ドル(約14兆8000億円)。営業利益は前年同期比30%増の309億7200万ドル(約4兆8000億円)、最終利益は265億3600万ドル(約4兆700億円)で前年同期比28%増の増収増益となった。
グーグルサービス全体の売上は、検索サービスやYouTube広告が牽引し、840億9400万ドルで前年同期比10%増だった。サービス別では、検索サービスの広告などで540億3400万ドル、ネットワーク広告で79億5400万ドル、YouTube広告で104億7300万ドル、デバイスやサブスクリプションなどで116億3300万ドルの売上だった。AIインフラや生成AIソリューションの伸びで、クラウド事業も前年同期比30%増の119億5500万ドルを売り上げた。
CEOのスンダー・ピチャイ氏は「AI分野でのリーダーシップや事業における機運が第4四半期を強力に牽引した」と説明。検索サービスでは、「AIによる概要」や「かこって検索」がユーザーエンゲージメントを向上させた。YouTubeも視聴時間は伸びるなど好調で「我々のAIイノベーションにおけるフルスタック戦略とコアビジネスの継続的な強みを決算結果が示した」としている。2025年には750億ドル規模の設備投資を行うという。