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KDDIのStarlink直接通信 今春から200万台規模でスタート、iPhone対応も
2025年2月5日 16:45
KDDIは、スマートフォンとStarlinkの直接通信(Direct to Cell、D2C)について、今春スタートし200万台規模の稼働を目指すと発表した。
代表取締役社長の髙橋誠氏が、同社の決算説明会で明らかにしたもの。スマートフォンと衛星通信「Starlink」との直接通信について、当初2024年内にベータ版サービスを開始、25年春頃に本格提供を開始するとしていた。
髙橋社長は、2024年内に衛星と端末の双方の許可を取得できたとし、サービスを開始できる状況にあると説明。現在、試験を行っており、サービス開始までに“ある程度の数”利用できる環境を作りたいとした。
利用できる対象については、Androidスマートフォン以外にも「iPhoneについても当然検討している」とコメント。今春の開始までに「200万台程度対応していく」と話す。
また、利用できるサービスについては、これまで想定されてきたSMSメッセージなどのほか、グーグル(Google)の生成AI「Gemini」が利用できることがわかってきたとし、AIサービスの連携を含めて検討していきたいとし「メッセージングサービスの延長線上でGeminiも使いながら楽しんでもらえるようなサービスをイメージしている」とあらためてサービス内容を公表していくとした。
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