LINEの文字起こしアプリ「CLOVA Note」がアップデート、英語と韓国語への対応など

　LINEは、AI音声認識アプリ「CLOVA Note（クローバ・ノート）」のベータ版について、新バージョン「V1.8」へのアップデートを発表した。新機能のひとつとして、これまでの日本語に加え、英語と韓国語にも対応した。

　「CLOVA Note」は、5月24日にベータ版の提供が始まったアプリ。録音された音声を、音声認識AIによってテキストに変換する。

　スマートフォンやタブレットでの利用に加え、パソコン（Webブラウザ版）での利用にも対応している。

英語と韓国語

　今回のアップデートによって、英語と韓国語が認識言語に加わり、日・英・韓の3カ国語から選択できるようになった。

　設定から主に使用する言語を選択できるほか、録音中やファイルのアップロード時にも認識言語を変更できる。

スマートフォンアプリの設定画面

ハイライト機能

　新たに「ハイライト機能」が追加され、ユーザーは、音声認識によって記録されたテキストにおける任意の部分を、蛍光ペンのようなかたちでハイライトできるようになった。

メモ機能の改良など

　これまで「メモ」タブでしかメモが残せなかったが、新たに「音声記録」のタブでもメモを残せるようになった。

　「CLOVA Note」は、参加者の声を区別し、参加者別に音声記録を整理する機能を備えている。この機能について、パソコン版（Webブラウザ版）だけでなくアプリでも、参加者の名前を編集できるようになった。