LINE、CLOVAのAI技術を活用したクラウドOCR「CLOVA OCR Reader」をリリース

　LINEは、クラウドで請求書などの紙帳票やPDFをテキストデータ化する法人向けのアプリケーション「CLOVA OCR Reader」の提供を開始した。

　「CLOVA OCR Reader」は、LINE CLOVAのAI技術を活用した文字認識サービス「CLOVA OCR」を活用したアプリケーション。書類や画像に記載された文字や文章を、テキストデータへ変換する。伝票や領収書の登録、モバイルアプリ上における情報入力など、煩雑な入力作業を簡単にし、手入力や項目分類の時間を大幅に削減できる。手書き文字、斜めになった文字、歪んだ文字でも高い精度で認識できる。

　2020年9月に、各種会計書類の読み込みに特化した「CLOVA OCR（レシート・領収書特化型）」と「CLOVA OCR（請求書特化型）」をリリースしており、企業毎に異なるフォーマットへの対応を自動化し、高度な文章認識や項目分類などに対応し、工数の大幅な削減を図れる。

　「CLOVA OCR Reader」は、紙帳票やPDFなどを読み取るだけで、アップロードから、データ出力、システム連携まで専門知識なくすぐに使える。

　また、導入時の初期費用は不要で、資料1枚あたりの従量課金となり、低価格でOCRを導入できる。

　なお、6月30日までの申し込みで、「CLOVA OCR Reader」を1カ月トライアル価格で試せるキャンペーンを実施している。