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「公金受取口座」の登録申請が開始、まずはマイナンバーカード方式の確定申告から

 デジタル庁は、公的な給付金などの受取口座を登録する「公金受取口座登録制度」について、登録申請の受付を開始した。まずは、マイナンバーカード方式のe-Tax(電子申告)で所得税の確定申告をする際の登録申請を受け付ける。

 確定申告を行わない利用者による登録申請の受付は、2022年春以降となる予定。

 「公金受取口座登録制度」は、公的な給付金などを受け取るための預貯金口座を、マイナンバーとあわせて国(デジタル庁)に事前登録しておく制度。給付金を申請する際に口座情報の記入などが不要となり、手続きが簡略化される。

 今回は確定申告を行う利用者が対象だが、そうでない利用者に関しても、2022年春以降にマイナポータルで公金受取口座を登録できるようになる。詳細は決まり次第追って案内される。

 また、金融機関の窓口などでの登録に関しても、令和5年度(2023年度)下期以降に登録できるよう準備を進めているという。

 なお、公金受取口座の登録は、1月1日にスタートした「マイナポイント第2弾」の付与対象。公金受取口座を登録することで、7500円分のマイナポイントが付与される。ポイント付与の詳細は追って案内される。