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マイナポイント第2弾が1月1日スタート、その内容は

最終更新 2022年1月2日 14:45
初出日時 2022年1月1日 00:00

 マイナポイント事業の第二弾が、1月1日から開始された。

 まず始まったのは、最大5000円相当のマイナポイントの付与。新規に取得したマイナンバーカードで予約・申込を行い、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をするともらえる。

 これは、第1弾に申し込んでいない人、そして申し込んでいても2万円のチャージや買い物で5000ポイントの付与に達していない人が対象となる。その具体的な手順については、本記事後半でご紹介する。

第2弾のマイナポイントは健康保険証としての登録と公金口座登録

 また、時期は未定ながら、マイナポイント第2弾では、あと2つの施策も実施される予定だ。

 ひとつは「健康保険証としての利用登録を行うと7500円相当」というもの。すでに申込済の人も対象になる。

 マイナンバーカードが健康保険証として使える制度は、2021年10月20日に始まった。その登録方法は、本誌別記事をご覧いただきたいが、ざっくり言えば、NFC対応のスマートフォンを使い、マイナポータルアプリで「健康保険証利用の申し込み」という枠にある「利用を申し込む」をタップし、マイナンバーカードを読み取るだけ。1分程度で終わる簡単なものとなっている。

 もうひとつが「公金受取口座を登録すると7500円相当」のマイナポイントが付与されるというものだ。これは、2020年の特別定額給付金のような”公金”を受け取れる口座を登録しておく、という意味。

 マイナポータルでの登録は、2022年春ごろに予定されており、その準備が整い次第、別途案内される予定だ。なお、マイナンバーカードを使い、所得税の確定申告で公金受取口座を登録する方法は、1月4日から始まる。金融機関での登録は2023年度下期以降に始まる予定だ。

マイナポイントをもらうための手順

 1月1日から始まったマイナポイント第2弾は、先述した通り、3つの内容で実施されるが、1日から始まったのは「新規取得のマイナンバーカードで予約・申し込みし、ユーザーが選んだキャッシュレス決済で買い物やチャージすると5000円相当がもらえる」というものだ。

 つまり、第2弾最初のマイナポイントをもらうには、おおまかに「マイナンバーカードの取得」「マイナポイントの予約・申込み」「ショッピングやチャージによってマイナポイントが還元」という3つのステップを踏むことになる。これは、第1弾のマイナポイントと同じだ。

 マイナンバーカードは、スマートフォンからも申し込めるようになっており、詳細は本誌別記事でもご案内している。申請~発行まで約1カ月かかるとされ、自治体の役所で受け取ることになる。

 第2段階の「マイナポイントの予約・申込」は、「マイナポイント」アプリや、パソコン、コンビニのマルチコピー機などでできる。いつでもどこでもできるのは、NFC対応のスマートフォンからの手続きだ。

 マイナポイントアプリで「マイナポイントの予約』をすることになり、その際にマイナンバーカードをスマートフォンにかざして、ログインする。このとき、マイナンバーカード発行時に選んだ4桁の数字(利用者証明用電子証明書の暗証番号)を入力することがある。3回間違えると、マイナンバーカードがロックされるので注意しよう。

 その後、マイナポイントアプリ上では、どの決済サービスで、還元を受けるか選ぶことになる。そこで選んだサービス上で、マイナポイントが付与されることになる。たとえばd払いならdポイント、PayPayならPayPayボーナスとして、マイナポイントがもらえることになる。