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バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性
2021年7月28日 11:40
バッファローは、一部のWi-Fiルーターにおいて脆弱性があることを明らかにした。
同社では4月27日付けで、「WSR-2533DHP3」「WSR-2533DHPL2」という2製品での脆弱性を明らかにしていたが、7月27日付けで対象製品を追加した。
脆弱性は、リモートアクセスする第三者への認証が回避され、機微な情報を閲覧される可能性がある。その結果、ルーターの設定が改ざんされる可能性もある。対象製品は、Arcadyan製のソフトウェアが用いられており、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CWE-22、CVE-2021-20090)があるという。
商品カテゴリー | 商品名 |
Wi-Fiルーター | WSR-3200AX4S |
WXR-5700AX7S | |
WSR-1166DHP2 | |
有線ルーター | BBR-4HG |
BBR-4MG |
追加された製品のうち、「WSR-3200AX4S」では対策が施されたファームウェアが公開されている。
それ以外の製品はファームウェアが準備中。JPCERTによれば、WAN側の管理機能を無効にしたり、WAN上のWebインターフェイスを無効にしたりすることで、脆弱性の影響を軽減できると案内している。