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ドコモ、JapanTaxiなど手掛けるMobility Technologiesと資本・業務提携

 NTTドコモは、タクシー配車アプリ「JapanTaxi」「MOV」などを手掛けるMobility Technologies社(MoT)と資本・業務提携を締結した。

 両社の提携は、d払いの拡大やMaaS(サービスとしてのモビリティ)の発展、スマートシティに向けたデータビジネスや自動運転などの事業化の検討などを目的としたもの。今後予定される取り組みとして、2021年3月にはMobility Technologiesのアプリ内決済手段として、d払いを利用できるようにする。また2021年9月ごろには、タクシー内でのコード決済でd払いを利用できるようにする。

 ドコモは、2018年に一度、MoTの前身であるJapanTaxiに出資。当時は約22億円の出資だったが、今回は第三者割当増資でまず100億円を出資。その後、キャピタルコール(追加出資)などで最大100億円まで出資する予定。100億円出資後は持分法適用会社ではないが、最大100億円の追加出資を実行すると持分法適用会社へ加わる見込みという。MoTは、今回、ドコモに加えて、東京センチュリーから15.75億円、電通グループから10億円出資を受けると発表している。