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KDDI、GW中の全国の主要観光地付近における人流分析レポートを公開

 KDDIは、同社が自治体向けに提供する位置情報ビッグデータ分析ツール「KDDI Location Analyzer」を活用した、ゴールデンウィーク期間中の全国の主要観光地付近における人流分析レポートを公開した。

 公開されたレポートでは、全国12カ所の主要観光地における2020年4月29日~5月6日の来訪者と、2019年4月27日~5月6日の来訪者を比較し、変化がまとめられている。また、性別、年代、居住地といった来訪者の属性別にも分析が行われている。

 分析対象の全地点で前年よりも来訪者が減少し、県外からの来訪者はいずれも前年比で90%以上減少していることが明らかにされた。

各観光地における来訪者の増減(データ提供:KDDI)

 分析対象とした主要観光地は、函館駅前周辺(北海道)、浅草雷門周辺(東京都)、日光東照宮周辺(栃木県)、江の島周辺(神奈川県)、金沢市兼六園周辺(石川県)、軽井沢駅周辺(長野県)、伊勢神宮周辺(三重県)、京都円山公園周辺(京都府)、神戸市メリケンパーク周辺(兵庫県)、広島市本通り周辺(広島県)、道後温泉周辺(愛媛県)、由布院周辺(大分県)の12カ所。

 最も来訪者数の減少した地点は伊勢神宮周辺で、県外からの来訪者については対前年比99.4%減となり、来訪割合は80%以上が県内からの来訪となった。

(データ提供:KDDI)

 このほか、由布院周辺の集計データでは、来訪者数は対前年比67.7%減となり、60代以降の減少率が低いことも明らかにされている。

(データ提供:KDDI)