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KDDI、年末年始の人流分析結果を公表、全国的に移動自粛傾向
2021年1月18日 13:39
KDDIは、ARISE analyticsの協力のもと「日本全国での県境をまたぐ移動に関する人流分析レポート」を公表した。
同レポートは、越境移動に関して、全国、1都3県、東京都、各地観光地の人流の変化をまとめたもの。分析にはauスマートフォンの位置情報ビッグデータを使用しており、個人を特定できないように加工されたものとなっている。
全国的に越境移動が減少
2020年~2021年にかけての年末年始の人流は前年年末年始比で38.7%の減少となった。県外への流入、また県内への流入ともに前年比で減少しており、全国的に県境をまたぐ移動を自粛する傾向が確認された。
年末年始には東京都から都外への流出が増加したものの、1月8日の緊急事態宣言後には大きく減少した。
首都圏は緊急事態宣言後は移動減
1都3県で見ると、年末年始・1月連休ともに前年比で流出は減少。東京都への流入についても大きな減少が見られた。流出先としては神奈川、埼玉、千葉と首都圏が多くこれは東京都への流入元も同じ結果だった。
また、年代別に見てもすべての年代で流出入が減少した。