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「d払い」「au PAY」「PayPay」における還元キャンペーンまとめ

 10月1日から「キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)」がスタートした。ポイント還元事業は、事業の対象となる店舗でキャッシュレス決済すると5%または2%相当の還元が受けられる期間限定の国の補助金事業だ。

 この事業に参加する各種決済サービスでは、この還元事業に合わせてさまざまなキャンペーンを同時に実施している。本稿では、スマートフォン向け決済サービスのうち「d払い」「au PAY」「PayPay」で実施されるキャンペーンの内容をご紹介する。

d払い

 d払いでは、10月14日までの期間中、決済金額の20%相当がdポイントで還元される「d払い20%還元キャンペーン」を開催している。キャンペーンへの参加にはエントリーが必要となる。還元事業の対象店舗では最大25.5%相当の還元を、また、「dポイント スーパー還元プログラム」の最大7%相当の還元を組み合わせると実質最大32.5%の還元(d払い還元キャンペーン20%+ポイント還元事業5%+スーパー還元プログラム7%+通常還元0.5%)を受けられる。

 「d払い20%還元キャンペーン」の1回の還元上限は1000円相当、期間中の還元総額の上限は3000円相当までとなる。

au PAY

 au PAYでは、10月14日までの期間中、セブンイレブン限定で最大20%相当が還元されるキャンペーンが実施されている。還元上限は3000ポイント。キャンペーンへの参加にはエントリーが必要となる。

 auスマートパスプレミアム会員の場合、三太郎の日(10月3日、10月13日)は三太郎の日特典が適用され、重畳適用はされない。

キャンペーンにおける付与ポイントの内訳

 ポイント還元事業としては、同事業の対象店舗でau PAYを使って決済すると、通常のau WALLETポイントに加え、さらに5%または2%相当のau WALLETポイントが付与される。付与上限は月間1万5000ポイントで、利用日の翌月に還元する。

PayPay

 PayPayでは、サービス開始1周年となる10月5日限定で、20%相当が還元される「PayPay感謝デー」が開催される。事前のエントリーは不要で、還元上限は1回あたり1000円相当、1日上限は5000円となる。

 同キャンペーンとポイント還元事業での1回あたりの上限付与額が異なるため、店舗によっては同額の決済でも付与額が変わることがある。さらに、50回に1回の確率で、10万円相当を上限として支払額の全額分のPayPayボーナスが付与される。キャンペーンは、ヤフーカードまたはPayPay残高での決済のみが対象となる。実施は店頭での支払いのみで、オンラインでの決済は対象外となる。

還元事業対象店舗とそれ以外の店舗における還元金額の違い

 このほか、PayPayとの関係による還元事業対象の店舗のうち、5%還元対象の店舗におけるPayPayでの支払いに対し、PayPayが最大5%相当のPayPayボーナスを上乗せするキャンペーン「まちかどペイペイ」も開始している。

 まちかどペイペイは、還元事業で還元される5%相当に加え、最大5%(まちかどペイペイで3.5%+PayPay利用特典1.5%)が加算され、最大10%相当のPayPayボーナスが獲得できるキャンペーン。キャンペーン期間は11月30日まで。キャンペーンの対象店舗にはポスターなどが掲示される。

まちかどペイペイの対象店舗に掲出されるポスターなど
まちかどペイペイにおける還元率の一覧表

 対象となる支払方法はPayPay残高とヤフーカードで、その他のクレジットカードは対象外。また、還元事業の2%還元対象店舗は、まちかどペイペイの対象外となる。