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離れて暮らす家族との連絡は60代はテキスト、70代は通話――モバイル社会研究所調査

 NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、一般向けモバイル動向調査を2019年1~2月に実施し、60代、70代の「同居の家族」「別居の家族・親族」に対する連絡手段別のデータを公開した。調査は、関東1都6県の15~79歳男女を対象に訪問留置調査で行われた。

相手別の最も使う連絡手段(出典:モバイル社会研究所)

 同居の家族に対しては、直接会う機会が多いため、60代、70代いずれも「直接会って伝える」という回答が半数以上となった。

 別居の家族・親族の場合は、60代では「LINEでのメッセージ」「スマホ・ケータイを用いたメール」といったテキストでの連絡手段が約半数、「固定電話での通話」「スマホ・ケータイでの通話」といった音声での連絡手段は41%となった。70代では、テキストでの連絡手段が24%にとどまる一方で、音声での連絡手段は61%と、60代と比較すると割合が反転した。