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KDDI、全自動で水と肥料を供給する農業IoT「ゼロアグリ」を子会社の農場に導入
2019年6月4日 12:38
KDDI、KDDIエボルバは、AI灌漑施肥(かんがいせひ)システム「ゼロアグリ」を、宮城県東松島市で運営する農産物栽培拠点「幸 満つる 郷 KDDIエボルバ 野蒜」に導入した。
ルートレック・ネットワークスが提供する「ゼロアグリ」は、作物の生育状況にあわせて全自動で水と肥料を供給するシステム。あわせて、生育状況を遠隔監視できる録画システムと、ビニールハウス内の温度に応じて日射量を自動調整する遮光カーテンも導入する。
「幸 満つる 郷 KDDIエボルバ 野蒜」は、地域の障害者やアクティブシニアが活躍する場として2017年5月に開設された。ベビーリーフや枝豆などの農産物栽培、ブルーベリーなどの観光果樹園の運営を行っている。
東松島市とKDDI、KDDI総研、KDDIエボルバは2018年11月に、地域活性化を目的とした連携協定を締結。持続可能な街づくりの推進、地域活性化を目的として、5Gを見据えた「スマート漁業」や「スマート農業」に取り組んでいる。