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KDDI総研とゲイト、三重県で「スマート漁業」の実証実験

 KDDI総合研究所とゲイトは、ICTを活用して漁業の効率化を図る「スマート漁業」に共同で取り組む。2019年4月から、三重県尾鷲市のゲイト漁場(定置網)で実証実験を行っている。

 実験では、各種センサーと通信機能を搭載した「スマートブイ」を用いて、データから漁獲量を予測する。熟練の漁師の経験と勘に頼っていた部分を定量化する試みで、KDDI総研は石巻湾漁場でもスマートブイを用いた実験を行っている。

 KDDI総研とゲイトは実験を通して漁業の効率化を目指すとともに、スマートブイに搭載された加速度センサーを利用した波高推定など、漁業の安全性を高めるための検証も進める。