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ドコモと横須賀市・京急、AI運行バスの実験や鉄道・ライドシェア連携を検討へ

 NTTドコモ、神奈川県横須賀市、京浜急行電鉄(京急電鉄)は、スマートモビリティなどでビジネスを創出し、地域の活性化を図る「スマートモビリティ等を活用したまちづくりに関する連携協定」を締結した。

 協定では、ドコモの研究開発施設も存在する横須賀リサーチパーク(YRP)の特徴を活かし、横須賀市内でスマートモビリティを活用しながらビジネスの創出を図り、地域の活性化などを目指す。

 具体的には、ドコモは通信技術とモビリティサービスを提供する。2019年春からは実証実験向けのフィールドを横須賀市が提供し、地域住民への情報発信や説明を行っていく。京急電鉄は沿線開発で培われたビジネス展開力を提供する。

 2019年の下期には、AIで最適化した運行を行うドコモの「AI運行バス」を用いて、京急ストアや市役所などを巡回する「お買物送迎車」の実証を行う。また、京急電鉄と「dカーシェア」やドコモバイクシェアサービスの連携も検討していく。

 今回の取り組みの一部は、1月24日~26日に開催される「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2019」(スカモビ)でも体験できる。