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上戸彩・キズナアイが盛り上げたソフトバンク【iPhone XS/XS Max発売】
「半額サポート」改定は12月
2018年9月21日 12:08
ソフトバンクは21日、iPhone XSシリーズの発売を記念したセレモニーを旗艦店のソフトバンク銀座で開催した。
イベントにはソフトバンクの榛葉副社長と女優の上戸彩が参加。バーチャルYoutuberのキズナアイもかけつけ、新iPhoneの発売を祝した。
雨の中、朝早くのセレモニーだが80名以上の報道陣が詰めかけ、大入りでの開催となった。セレモニー開始20分前の時点では、行列に並んだ新iPhone購入者は6名だった。
iPhoneシリーズは今年で日本発売から10周年を迎える。日本初登場となったiPhone 3GSは、ソフトバンクが日本で独占的に販売したモデルだ。セレモニーの中ではiPhone 3GS発売時の写真も紹介された。
上戸彩は10年前の3GS発売イベントを振り返り「10年前はiPhoneについてなにも知らなくて、ここに立っていて大丈夫なのかと思いながらiPhoneを握っていました。今ではこれ(iPhone)がないと生きていけないです」と、感慨深げに語った。
予約は順調に推移
ソフトバンクの榛葉副社長は新iPhoneを大画面、カメラ性能の良さ、チップ性能の進化という3つのポイントで紹介し、「見て良し、撮って良し、それを司る能力も最高のものになった」と評した。
21日発売のiPhoneは、標準サイズのiPhone XSと大画面タイプのiPhone Maxの2モデル。スマートウォッチのApple Watch Series 4も同時に発売となった。10月にはカラーバリエーションを揃えた廉価モデル、iPhone XRの発売も予定されている。
榛葉氏は2モデルの予約状況を問われると「例年と比べても順調に推移している。行けるんじゃないか」と自信を見せる。2機種のなかでは「iPhone XS MaxよりiPhone XSの方が人気だが、Maxも予想以上に選ばれている」という。カラー別では新色のゴールドに予約が集中しているという。
半額サポートの改定は12月
最安モデルでも税込13万円超と高価格なiPhone XSだが、榛葉氏は「4年割賦の『半額サポート』を用意して負担を軽減できるようにしている」と紹介した。
榛葉氏が言及した購入補助制度「半額サポート」は公正取引委員会“4年縛り”として糾弾された末に、その加入条件の1つである「機種変更時に再加入必須」の改善が予告された制度だ。
今回、半額サポートの改定の時期について榛葉氏は「12月を目処に進めている。近々にアナウンスできるだろう」と見通しを示した。
改定は既存ユーザーも対象となる見込みで、たとえば昨年「半額サポート」でiPhoneを購入し、今回新iPhoneに機種変更するユーザーは、その次の機種変更では、半額サポートに再加入することなく残債免除の特典を受けられる(利用中の端末は返却する必要がある)。
販売現場においてこれまでと異なるのは、旧モデルも長期間併売する形になることだ。アップルが直販するSIMフリー版のiPhoneのがラインアップには、iPhone XS発売後も、iPhone 7など2年前のモデルも以前として存在している。榛葉氏によるとソフトバンクもiPhone 7や8も併売していく方針という。
一方、旧モデルの中でも「iPhone SE」や「iPhone 6s」はアップルの公式ホームページから姿を消している。この2機種はソフトバンク発のサブブランド「Y!mobile」で、現在も販売されている。iPhone SE/6sの今後について問われると「取り扱い機種は検討していく」とコメントした。
ソフトバンク銀座では21日朝の時点で、iPhone XS Maxは予約注文分のみとなっている。iPhone XSの64GB/256GBモデルの一部容量・カラーでは予約なしで購入できる在庫も用意されている。