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ホームIoTの「au HOME」デバイス拡充、Google Homeで家電操作も
2017年11月21日 10:38
KDDI、沖縄セルラーは、「au HOME」のサービスを11月28日に拡充する。スマートプラグや赤外線リモコンなどのデバイスが追加されるほか、「Google Home」からこれらデバイスを操作できるようになる。また、サービスの対象者は「au ひかり」利用者以外にも拡大する。「au HOME」の利用料は月額490円(税抜、以下同)で、デバイスの機器代金が別途必要。
「au HOME」は、ホームIoTサービスとして5月30日に正式に発表され、7月31日から提供されているサービス。デバイスを購入して自宅に設置し、スマートフォン向けアプリで通知を受けたり遠隔操作したりといった機能を利用できる。事前に申し込めば「セコム駆けつけサービス」も月額費用なしで利用できる(対処員が対処した場合は1回1万円が必要)。
新デバイス「スマートプラグ」「赤外線リモコン」
当初の「au HOME」対応IoTデバイスのラインナップは、ドアの開閉などを検知する「開閉センサー01」や動体検知の「マルチセンサー02」、「鍵開閉状況センサー」「ネットワークカメラ01」だった。auではおすすめセットプランなどとしてデバイスと料金をセットで案内している。
新たに追加されるIoTデバイスは、コンセントとプラグの間に挟むことで利用している電力量がアプリから確認できる「スマートプラグ01」(5500円)、エアコンやテレビ、照明などの赤外線リモコンに対応する機器のオン・オフを操作できる「赤外線リモコン01」(7800円)の2つ。
「Google Home」から操作が可能に
また、Googleが販売しているスマートスピーカー「Google Home」および「Google Home Mini」にも対応。「OK Google、エアコンつけて」といった呼びかけで、赤外線対応の家電を操作できるようになる。
「au ひかり」以外でも利用可能に
当初の案内通り、今回のサービス拡充で「au ひかり」以外の固定回線サービスのユーザーも、auのスマートフォンユーザーなら「au HOME」の利用を申し込めるようになる。この場合の初期費用は2000円。
すでに自宅にWi-Fi環境があるユーザーには、IoTデバイスが利用するZ-WAVE対応の「無線通信アダプタ(A)」が無料で提供され、「au HOME」を利用可能になる。自宅にWi-Fi環境がないユーザーは、別途「Qua station」を導入することで「au HOME」に対応できる。