本日の一品

スタンダードで使い勝手抜群の、薄型フルキーボード

 出社が増えた。コロナ禍もひと段落してビジネススピード回復のために云々かんぬん、という話をあちこちで耳にする。ご多分に漏れず筆者もそうで、周辺に同僚の多い環境に戻り、気になりだしたのはキーボードのタイプ音だ。

Keychron B6 Proキーボード。Amazonにラインナップされていた「レトロレッド」というカラーを選択

 メカニカルキーボードを使っていたが、静音スイッチを使っているとはいえ周囲に人が多い状況では少々はばかられる。気がする。(直接うるさいと言われてはいないが……)対策しようと思い検索したら、今使っているものと同メーカーから良いものを見つけたのでさっそく切り替えてみた。

 Keychronと言えばメカニカルキーボードを数多くラインナップしているメーカーだが、少ないながらパンタグラフ式も用意されている。Keychron B6 Proは「超薄型」が売り文句のパンタグラフ式フルキーボードだ。

 スタンダードな109キーのキーボードで、USB-Cによる有線接続のほか、Bluetooth、またはUSBドングルによる2.4Ghz帯のワイヤレスという多彩な接続方法が選択できるのが今どきらしい。

 WindowsとMacに対応しており、上面の切り替えスイッチでキー配列が切り替えられる。そのため、キートップにはAlt / Commandといった両方の機能が併記されている。最大約15mmという厚みにもかかわらず、パンタグラフ式なので押下感はしっかりしており、良好な使い後心地だ。

Windows / Mac両対応のため、一部キートップは両方が印字されている
Fn + ファンクションで各種機能が使えるのは当たり前だが、絵文字(右Shiftのところ)も呼び出せるのが今どきなつくり
シリコンカバーが標準添付されている。汚れ対策はばっちりだが、押下感はちょっとグニュっとする

 特徴として、キーの機能を常駐ソフトウェアに頼らず書き換えられる、というものがある。本機に限らず、Keychronのキーボード共通の機能で、USBで有線接続して、ブラウザで専用サイトにアクセスすると機能割り当て変更ができる。

上面にUSB-Cポートと、無線・有線、Win・Macの物理切り替えスイッチがある

 うっかり右手の小指でさわってしまい、人類の生産性に何一つ寄与しないことでおなじみのInsキー(個人の感想です)を無効にすることが出来るのだ。

 その他にもマクロやショートカット割り当てもできるので、使い勝手のいいショートカットを普段使わないキーに割り当てる事もできる。切り替えた内容は本体に保存されるので、接続機器を変更しても同様に利用できる。いちいち専用ソフトウェアをインストールしてもらうようIT担当にお願いする…といった事に煩わされないのも、ビジネスで使うには便利なポイントだ。

ブラウザ経由でキー割り当ての変更が可能(ここではInsキーを無効にしている)マクロやショートカットを割り当てるのもよさそう

 かつてのように人がオフィスに戻り、周囲から「カチャハラ(今作った造語)」などと言われる前に…という用途は少ないだろうが、ちょっと使い勝手のよい、気の利いたキーボードをお探しならぜひお勧めしたい。

製品名発売元実売価格
Keychron B6 Pro 超薄型ワイヤレスキーボード(JIS版)Keychron7810円