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高機能キーボード「FMV Keyboard X」発表、磁気スイッチで高精度入力・静音性も追求

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、高機能キーボード「FMV Keyboard X(エックス)」を発表した。8日11時からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で支援募集を開始する。

ブランドコンセプトと「Lifetime Comfort」

 FCCLは昨年1月にFMVブランドを刷新し、「シンプルでわかりやすいこと。」などをコンセプトに掲げている。この方針に基づき、パソコンのある日常を快適にする道具として、アクセサリーブランドのコンセプト「Lifetime Comfort(ライフタイム・コンフォート)」を新たに定義した。

 新製品の「FMV Keyboard X」は、省スペース、時短・効率、使いやすさを実現する道具として開発された。

磁気スイッチによる高度なカスタマイズ性

 「FMV Keyboard X」には、ホールセンサー方式の磁気スイッチが採用されている。これにより、0.1mm単位での調整が可能。オンストロークの深さを変えることで、思考速度に近い入力環境や、ノートパソコンに近い操作感を実現する。

 また、キーを離した瞬間に追従して入力がオフになる「ラピッドトリガー」機能も搭載し、思考速度に近い入力環境を実現する。

 ユーザーの好みに応じて、「おすすめ」「ハード」「ライト」の3種類のプリセットを用意するほか、専用のWindowsアプリを用いて各キーごとの詳細な設定やキーマップの変更も可能となる予定。

「家でもうるさくない」静音性の徹底追求

 「FMV Keyboard X」は、日本の住環境での利用を強く意識している。FCCLの藤川英之氏は、静音性にこだわる理由について「お家の中でキーボードをガチャガチャやっているとうるさいと言われませんか」と述べ、「誰にも迷惑をかけることなく継続して体験できる。それが一番良いのかなと思っている」と、開発背景にある考えを説明した。

富士通クライアントコンピューティング キーボードマイスター 藤川英之氏

 静音性については、スイッチ内部への吸音材の配置に加え、筐体内部の空間をガスケットマウント構造で満たすことで、打鍵時の底付き音と指を離した際の戻り音の双方を抑えている。

 また、表面にはムサシ塗料の「ネオラバー」によるソフトフィール塗装を施し、指馴染みの良さと皮脂汚れによるテカリの抑制を両立している。

クラウドファンディングと発売予定

 クラウドファンディングの期間は4月8日~6月12日。カラーはオールブラックとオールホワイトの2色で、グレーの交換用キーキャップなども用意される。

グレーの交換用キーキャップ

 価格は先着100台限定の早期割引で2万2880円~。製品の発送は9月中旬頃に開始し、9月末までには手元に届く見込み。なお、富士通ショッピングサイトでは、発売時期は未定ながら、2万9700円で販売される予定。

 また、「FMV Keyboard X」は現在も開発中で、今回展示されたのは「初回の試作機」という位置付け。あくまで第一段階であり、今後さらに細かなチューニングを進めるとしている。藤川氏は、製品の完成に向けて開発の進捗を「温かい目で見守ってほしい」と話した。

オールブラック
オールホワイト
バックライトも搭載
画像は試作機のため、一部カラーが異なる
主なスペック
項目内容
大きさ約299.0×118.5×27.6mm (チルトスタンド収納時)
重さ約600g
対応OSWindows11、macOS 13(Ventura)以降、
iOS・iPadOS 17以降、Android 13以降、ChromeOS
インターフェースBluetooth 6.0、USB、レシーバー
マルチペアリング最大4台
キー配列日本語配列
キー数84
キーピッチ約19㎜
キーストローク約3.0㎜
スイッチ静音磁気スイッチ
ロールオーバー機能Nキーロールオーバー
アクチュエーションポイント3段階調整可能
ラピッドトリガー対応
充電池内蔵型リチウムイオン充電池(2400mAh)
動作時間約1カ月(バックライトオフ時)
バックライト白色
チルトスタンドあり
付属品専用USBレシーバー、USBケーブル約1.5m、交換用キーキャップセット、キーキャップ引き抜き工具