てっぱんアプリ!
「Bing」のAIチャット機能をスマートフォンで使ってみよう
2023年3月10日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
AI技術を用いた対話型検索機能が、昨今大きな話題を呼んでいる。いくつかのツールが登場しているが、今回はMicrosoftの検索サービス「Bing」の「AIチャット機能」がどんな風に使えるのか、紹介していきたい。
「Bing」のAIチャット機能が使えるアプリは2種類
Microsoftが提供している検索サービス「Bing」の「AIチャット機能」を使い始めるには、準備がいる。2023年3月時点ではまだプレビュー段階のため、そのプレビューに参加するための手続きが必要だ。Microsoftアカウントを用意し、公式サイト(https://www.bing.com/new)から「順番待ちリストに参加」してしばらく待とう(筆者の場合は2週間ほどかかった)。
参加が可能になった後、スマートフォンから利用する方法は今のところ2通り。検索アプリの「Microsoft Bing 検索」か、Webブラウザーの「Edge」の検索機能からAIチャット機能にアクセスできる。ここでは主に「Microsoft Bing 検索」アプリからの利用方法を紹介していきたい。
連続したやり取りができ、3種類の会話スタイルも選択可能に
使い方は、今までのサーチエンジンの利用方法とは少し異なる。キーワードだけで検索するというよりは、人に質問するような自由なスタイルで文章を入力(もしくは音声入力)して情報を得る形だ。質問すれば数秒~数十秒程度で回答が返り、その回答に対してさらに突っ込んだ質問をすることもできる。まさにAIと会話のキャッチボールが楽しめるというわけ。
ただし、一連の話題のやり取りは原稿執筆時点で最大6回、タイミングによっては8回までに制限されている。当初制限が設けられたときは5回まで、その後6回までにすると発表されていたことから、少しずつ制限が緩和されていっているようだ。
そして、プレビュー版とはいえ「AIチャット機能」は最近になってアップデートがあり、「独創性」「バランス」「厳密」という3つの会話スタイルから選択できるようになった。この設定はいつでも変更でき、選択したスタイルによって回答の中身が異なってくる。質問のテーマや意図、期待する回答などによってスタイルを切り替えると良いだろう。正式リリースまでに、AIチャットはまだまだパワーアップしていくことが期待できそうだ。