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マイクロソフト、「Bing」と「Edge」にAIを導入

 マイクロソフトは、検索エンジンの「Bing」とWebブラウザ「Edge」にAI機能を導入した。現在プレビュー版がすでに公開されている。

Official Microsoft Blogより(以下同)

 これにより検索結果が改良され、Web全体を参照して結果を要約するなどの機能が利用できるほか、複雑なことを検索する際には、チャット形式で完全な答えが得られるまで検索を絞り込めるとする。WebブラウザのEdgeでも長い文章を要約し、チャットから比較表を作成するといったこともできる。また、長さやフォーマットなどを指定して「Linkedin」などの投稿を支援する機能も備える。

 Bingで利用されるAIは、対話型AIの「ChatGPT」を手掛けるOpenAIの次世代モデル。ChatGPTよりも強力で、最大限に能力を発揮するため独自の「Microsoft Prometheus」モデルを活用する。デスクトップ版のプレビューが公開されており、登録を受け付けている。今後数週間のうちに数百万のユーザーに開放されるとしており、モバイル版についても今後プレビューが公開される見込み。