てっぱんアプリ!

路線図をポチっとして乗り換え検索できる「駅すぱあと」は、酔っ払っても安心!?

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: 駅すぱあと
開発者: Val Laboratory Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 14.0 以降、Android 8.0 以降
カテゴリ: ナビ

 2023年3月13日から、マスクの着用は「個人の判断が基本」となった。同僚や友人との食事・飲み会も、これまで以上に活発になるかもしれない。楽しすぎて夜遅くなってしまうかも……と心配な人は、“酔っ払いモード”もある乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」を試してみよう

路線図からの乗り換え検索が可能な「駅すぱあと」

路線図の駅名をタップするだけで検索可

 「駅すぱあと」は、鉄道、バス、空路、海路、徒歩などの交通手段を含む経路検索が可能なナビアプリ。複数の交通手段を組み合わせた乗り換え案内で、現在地から目的地までの移動を確実にガイドしてくれる。

 料金の安さ、もしくは時間の早さを優先する検索方法が用意され、鉄道駅での乗り換えでは何両目が階段に近いか、といった情報まで教えてくれる親切さも特徴だ。

 出発駅と到着駅を文字入力して検索する方法だけでなく、日本全国の路線図から駅名をタップして検索する機能もある。普段あまりなじみのない駅や路線を利用するときも、直感的に経路を調べられるだろう。似た駅名を勘違いして全く異なる場所に行ってしまうような致命的な失敗も、きっとなくなるはず。

駅名を文字入力する一般的な検索方法
乗り換え候補を一覧表示
料金、到着・出発ホームなどがわかり、駅周辺の地図表示もできる
乗り換えに都合のいい車両も教えてくれる
路線図上の駅をタップして出発・到着駅を指定可能
駅名入力と同じように検索できる

最終電車の時刻を一発表示、各地の長期運休路線もわかる

 移動を便利にするさまざまな機能があるなかで、ユニークなのが「酔っ払いモード」だ。

 あらかじめ自宅の場所を地図から指定しておくと、「自宅を目的地とした現在地からの最寄り交通機関」の最終発車時間を教えてくれるとともに、残り時間を大きく表示してカウントダウン。「これに間に合えば帰れる」という時刻と経路が一発でわかる。

 夜遅くなってしまったときに、最寄り駅がどこかを調べたうえで、その駅にたどり着ける時刻を予想して乗り換え検索する、といったような回りくどい操作が不要になるわけだ。

 最近は、新機能としてiOS版に「災害運休路線図」も追加された(Android版は以前から利用可能)。

 これは、過去の災害によって長期の運休が余儀なくされている鉄道路線を地図上に表示する機能。近年目立ってきている気象災害が、数年たっても鉄道の復旧を妨げるほどの大きな爪痕を各地に残していることがよくわかる。正常化しつつある観光産業や地元の人たちのためにも、早期の復旧を祈るばかりだ。

「酔っ払いモード」
最寄り交通機関の最終発車時刻と残り時間が表示、経路も調べられる
運休している鉄道路線をオレンジ色で示している
数年前に不通になって以降、復旧できていない路線が全国にはいくつもある