スタパ齋藤の「スタパブログ」

TREK Portlandで奥多摩湖へ

2010年6月23日 06:00

 家電Watchの長期レビュー三洋「eneloop bike CY-SPL226」にて、ママチャリ型の電動アシスト自転車で奥多摩方面に赴いた拙者なんですけど、あのへん、自転車で行くと非常に味わい深いですな。

 バイクやクルマで行っても楽しい場所だが、自転車で行くと、さらに。奥多摩湖までの道中、徐々に標高が変わる。クルマとかだと「30分前まで街だったのにもう大自然のなかだね」みたいなコトになるが、自転車だと、そういった変化のディテイルが非常によくわかる。気温や湿度や音などから繊細な変化を読み取れてたいへん興味深い。

 ので、今度は電動じゃない自転車で奥多摩湖に行ってみることに。……中学生の頃に自転車で行ったっけかなぁ? アレは原チャリで行ったんだっけかな? ともかく、二輪以下・人力での奥多摩湖行きはそーとー久しぶりである。

 エネループバイクで行ったときの印象から「俺の果てしなく最強に強まってるTREK Portlandなら奥多摩湖なんて楽勝だゼ!!」的な鼻息で挑んだが、タイヘンであった。さんざん休んでやっと到着、みたいな。拙宅~奥多摩湖の往復80kmで、体内の成分とか気分とか自転車に対する見解とかイロイロ変わった。でも気持ち良かった。帰りのダウンヒル的な下りも爽快であった。

 ただ、実際、ぶっちゃけた話、奥多摩湖行くのは電動アシスト自転車のほーがラクかもしんない。てかラク。「電動アシスト自転車で奥多摩にお蕎麦食べに行こうよ」てのは常識範囲内での会話かもしれないと思う。

(1)鳩ノ巣駅の上流にある白丸ダム。徐々に奥多摩湖な雰囲気が出てくる (2)奥多摩湖駅から先、必死でペダリングした結果、奥多摩湖へ。てか写真撮ったりする余裕ナシでした
(3)拙者内部での奥多摩方面名所、二俣尾近くの多摩書房。すっげく昔からこの状態で存在し営業している本屋さんなのである (4)奥多摩ってニャにかしら? 本屋さんらしい。字は読めないわね。読めないよね。みたいな
エネループバイクで奥多摩湖へ

エネループバイクで奥多摩湖へ

2010年6月21日 06:00

 現在、家電Watchにて長期レビュー三洋「eneloop bike CY-SPL226」を掲載中。電動アシスト自転車の試用レポートですな。で、次回、6月25日(金)更新予定分で、ちょっと愉快っぽいチャレンジを行っております。

 詳しくは金曜更新予定/第4回目となる記事をお読みいただきたいが、エネループバイクで奥多摩湖に行けるかどーか試したんですよ───裏話になるが、実際のところ「奥多摩湖になんて全然到達できなかったら記事にしないでおこう」と考えていた。ダメだったら上記長期レビューの4回目はナシ、と。奥多摩湖より全然手前で電池切れだし坂上がるの無理!! とかだったら情報としても読み物としても「ハァ?」だし。

 ついでに、実験する拙者としても「たぶん無理なんだろうなぁ」と思っていた。「でもまあ、記事化できないとしても、ひとつの体験として楽しいかもしれないし」的に走行を開始したのであった。そして、……この先はぜひ記事を。

 てゅーか電動アシスト自転車でちょいと長距離のサイクリングってのは超アリだと思った。電動アシスト自転車マジ欲しいとも思った。

(1)自宅から青梅駅まで自力で走り、青梅駅から奥多摩湖まで電動アシストで走るという実験なのだ (2)意外なほど奮闘するエネループバイク。もうかなり上のほーまで来たヨ!!
(3)奥多摩駅に到着。ここから傾斜がキツくなる。電池残量僅少。がんばれエネループバイク!! 的な (4)エニェニュープって電池かしら。自転車らしい。うかちゃんは自転車に乗りたいな。ぼくも少し乗りたいです。みたいな
自転車は凄い装置だと思った

自転車は凄い装置だと思った

2010年6月18日 06:00

 TREK Portlandを調整して体にフィットさせたら快適に走れるようになった。平均速度も上がり、同じ時間でより遠くへ行けるようになった。

 というわけで気をよくした拙者は「本日は100kmくらい走るニャ!!」と意気込んだのであり、そーゆーふーに距離でサイクリングを決めてはイケナイと言われており、予期せぬ向かい風や雨で一瞬にて自爆するパターンかも、ですな。

 走ったのは入間川サイクリングロード~さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線。荒川サイクリングロードの上流をやや長距離走るのは初めてだったんですけど、さすが荒川。スケールが大きい。ナニカと楽しくかつノンビリした道のりであった。

 さておき、結果、予想より容易に走れちまいました。疲れはするものの、補給の頻度やタイミングに注意すれば元気ハツラツな感じでサイクリングを楽しめるという印象だ。あー気持ちよかった。

 数十年ぶりに自転車に乗り始めたのが4月半ばで、この100km走破が6月頭。4月半ばの初乗りはマジ大変で、50km走破が巨大な壁に感じられた。が、あ~んがいサクッと50km走破達成。そして100km走破も予想より容易に走れてしまった。

 もーね、改めて自転車っつーモンの凄さっつーか、人間の力を効率良く引き出す装置としての完成度の高さを感じましたよええ。拙者自身とか、自転車乗って多少は足腰強くなったかもしれないが、前と大して変わってない。わりあい正しい自転車の使い方を習得した結果なんだと思う。

 でもアレか、そうか、このあたりからかもしんない。楽しいのは。さらに自転車を効率良く使う方法を体得して、体力もUPさせて、的にナニするわけですな。ともあれ、さらに自転車がオモシロくなっちゃった拙者であった。

(1)入間大橋。ウチから25kmくらい。ここはもういつもの場所ニャ (2)ホンダエアポート。あの飛行船は再度飛ぶのかニャ (3)テンポ良くどんどん走って走って走り続けたら……なんか迷ったかも。怖くなってきた。折り返すニャ
(4)それらしき標識が。普通に帰れる予感。帰りは写真でも撮るニャ (5)折り返し後少し走っての走行距離は約52km。あ。100km走破できるかもしれニャい!! (6)荒川サイクリングロードのずっと上流は人も自転車も障害物も少なく、のんびり走れるニャ
(7)さくら堤公園。ここ最高。サイクリングロード左右に桜並木ビッシリ。でも春は花見客でタイヘンらしいニャ (8)土手沿いにはときどき、こういう道しるべがあるニャ。ここで10分程度休憩したが、誰も来ず、人間の気配もなく、少し不気味ニャ (9)あ。知ってる道ニャ。荒川や入間川のサイクリングロードは、わりと頻繁に整備されているもよう
(10)ジェル入りサドル。拙者的には中央が凹んでいるのが好き。コレにより快適にサイクリングできたニャ (11)走行結果。現在の速度だと、これ以上大幅に長距離での走行を考えると、ちょいと綿密な走行計画を立てる必要があるニャ (12)あ、おまえは、自転車ニャ郎め。ニャ郎ね。シャツが塩だらけだよ。だらけよ。ニャニャ。ニャ。的な
TREKで時間と距離のハードルが下がる

TREKで時間と距離のハードルが下がる

2010年6月16日 06:00

 TREKPortlandを買ってから、快適なんだけどお尻が痛くてイヤ~ンてな感じ。助けてローディーだし各種自転車乗ってるフニャ田さ~ん!!

 すると「ジェル入りサドルなんですよ!! そしてステム逆付け!!」という情報が。サドルはプチ柔らかいジェル入りに換え、ハンドルを少し上にしたら良いのではというアドバイスを頂いたので早速試した。

 結果、俺最強!! 的な気分。新型無痛尻と新方式無痛首肩により、(拙者的には)超速く走れているのに疲れない!! コレだ!! コレだったんだよ!! コレなんだよ!! てゅーかなんかコレって感じッ!!

 わー快適!! と走っていたら、最近の最長到達距離をサクッと超えて、行ったことのないエリアに進むことができた。でも気を抜いてはいけないニャ。調子づいていると帰りが逆風で寒くなって帰れニャくなるかもしれニャいニャ。

 ともあれ、なんか、TREK Portlandのセッティングっていうかフィッティングが、とりあえず巧くキマった様子。快適かつ効率良く自転車に乗れると、なるほど、距離や時間といったハードルが少し低いものになるんですな。なるほど、と思った。

(1)調整済みのTREK Portland。ケツ痛などなく快適化!! (2)入間大橋上。ここにはよく来るニャ。今日はこの先に行くニャ。 (3)見知らぬ土地ニャ。どこに続くのかニャ?
(4)地図上では知ってる場所ニャ。今日はここで折り返すニャ。家まで着けば総距離60kmくらい (5)初めての風景は楽しいニャ……ややや、遠くにヘンな雲が!! (6)帰路は強風の若干向かい風。無難に折り返して良かったニャ
(7)翌日。じつはココへは昨日も来たニャ。ホンダエアポート (8)ときどきヘリの離発着が見られて楽しいニャ (9)サイクリングロードがずっと続くニャ。誰も居ニャい。喧噪から隔絶された感じニャ
(10)叫んでも誰にも聞こえないくらい広々閑散としているニャ (11)今日はここで折り返すニャ。帰宅できれば総距離70kmくらい (12)あ、おまえはおまえは、毎日どっか行ってて居ニャいな。居ニャいわね。ぼくと遊びなはれ。あたしと遊ぶのよ。ゴハンもくニャさい。ゴニャンもよ。みたいな
TREKのPortlandで問題解消なるか!?

TREKのPortlandで問題解消なるか!?

2010年6月14日 09:15

 最近サイクリング大好きな拙者が乗ってる自転車は、GIANTのGreatJourney(の古いやつ)。とても良い自転車だと思うんですけど、拙者が長距離乗ったり速く走ろうとすると細々した問題が。

 たとえば脚の力が吸収される感じ。フロントサスペンションとタイヤの太さが、前進しようとする力を奪う感じですな。ビンディングペダルを使ってもやはり、タイヤとサスに不満が。

 あるいは手の痺れ。拙者どーもバーハンドル超苦手みたいで、このバイクで20~30kmくらい走ると手の痺れがヒドい。翌日以降にもそれが残ったり。グリップを換えるなどしても完全解消できず。

 ん~むむ……そうだ!! じゃあハンドルをドロップハンドルにして、サスペンションフォークをリジッドフォークに換えればいいのダ!! これは確信がある。換えれば絶対快適化する!!

 と思って自転車マニアのフニャ田さんに相談したら、可能は可能だけどサドルを交換するよーな簡単さではなく相当タイヘンだしお金かかるので新しいの買えば、的な。買うならコレとかコレがオススメだヨ、的な。

 候補のうち「あらステキ」と思ったのがTREKPortland。今時的自転車のメーカーとかパーツとかフレームのジオメトリがどーのとか全然わからねぇ俺なんですけど、今すぐにでも手の痺れ問題と脚力食われる問題を解消したかった。またステキと思えたのもナニカの縁。価格は見ないよーにして即購入。あ、Y'sRoad身体測定して、TREK Portlandの56cmのにしましたヨ!!

 早速走行。50km少々走ってみたら、効率の良さがよくわかった。タイヤがスリックで細く、フレームがなんつーか脚力を前進力にクイクイと変換してくれる感じもあって、より疲れずに走れるようになった感じ。また、何より、平均スピードが上がった。つーか平地で転がり続ける(進み続ける)この感じ、ずーっと太タイヤばっかりだった拙者において初体験!! イイ!! スムーズ!!

 そして手の痺れも僅少。やっぱ何通りかにハンドルの握り方を変えられるドロップハンドルは良い。50km走ってこの感じなら、たぶん手~手首の痛み問題とか気にならないレベルのハズ!!

 てな感じでTREK Portlandサイコー……と書きたいところだが、じつは問題も。まだフィッティングがキマってないのか、体もデキてないのか、首~肩が痛かったり、腰の筋肉がミョーに痛かったり。また、サドル自体が合ってないのか、最近自転車に乗り始めて最強度のケツの痛みを感じた。ちょっと調整しないとニャ。

 というのが2010年5月半ばの話。それから1カ月経つんですけど、かなりイイですこのバイク。どこが良かったのかなどは、また、別のエントリで。

GIANTのGreatJourney。荷物いっぱい積んでツーリング行ったりするのが得意なバイクである。ので、いろいろ荷物持って行きたい派の拙者には向いていた なんかこう、ノンビリと遠くまで行くような、大陸的なバイクというイメージですな。荷物ゴテゴテもわりとサマになる
新しく買ったTREK Portland。比較的にゴテゴテとアレコレ取り付けております。ともあれ、拙者史上では最高に速く走れるバイクとなった。ジャンルとしてはシクロクロスバイクだ トニェックってニャにかしらっ!! ニャンプしながら言うのやめなよ。シクニョクニョスってニャにかしらッ!! やめなよ。ニャッ!! ニャ。みたいな
驚いたよヒラメのポンプヘッド

驚いたよヒラメのポンプヘッド

2010年6月11日 06:00

 拙者、わりと律儀で真面目な側面があったりするので、自転車(スポーツ自転車)に乗る前は必ずタイヤに空気を入れる。いったん空気を抜いて、適正な空気圧になるまで注入、という作業を毎回ヤッてるんですな。

 こうするとですね、気持ち良く走れるんですよ。途中で「あ、なんか空気圧下がってる」的なコトを発見して「だから疲れてるのかも」と濁った気分になることなく、「空気圧は適正だから拙者の体力不足で疲れてるのだ」と正々堂々真っ向から疲れることができるからなのか? そうなのか>俺!? 気持ちいいのかソレ>拙者?

 さておき、走る前に毎回空気入れをシュコシュコしてるわけだが、この作業にストレスを感じていた。空気がちゃんと入ったり、入らなかったりするのだ。要は空気入れがショボいのである。

 そこで自転車野郎のフニャ田さんに「空気が入らねぇんですよイラつくんですよ!!」と相談した瞬間「ヒラメのポンプヘッドなんですよ齋藤さん!!」とのこと。

 そこで早速ヒラメのポンプヘッドを激購入。空気入れの先っちょの金具部分なんですけど、4000円とかして高いんであった。

 が、使ってみたらビックリ。使い方にちょっとコツ&慣れが要るものの、それを掴めばコンスタントに空気がシッカリ入る。ヘッドのズレも漏れも外れもほぼ無し。何より、空気入れを押し下げたエネルギーの分、しっかり空気が入っているという感覚に驚いた。

 拙者、フロアポンプ(携帯型じゃない空気入れ)はマイナーなメーカーの廉価品で、空気圧ゲージ付きのものを使っている。が、そのままだと空気がイマイチうまく入らなかったり漏れたり。空気注入中、微妙に漏れるので、空気圧ゲージがマトモに働いているのかどうかもちょっと疑わしかった。

 んだが、このフツー的なフロアポンプのヘッド部のみをヒラメのポンプヘッドに交換したら、上記のように使用感が激変。そして、空気圧ゲージもマトモに機能するようになった──ポンプに加えた力とタイヤに空気が入っていく感覚とゲージの針の動きがキッチリと一致し、ポンプのゲージのみで適正空気圧を入れられるようになった。ポンプヘッドがポンプの実力を引き出した!?

 後で調べてみたら、ヒラメのポンプヘッド、多くの自転車野郎に絶賛されているようだ。なかには「あんなのダメ」とか言う方もあるようだが、空気入れにムカついている方は、一度誰かにヒラメのポンプヘッドを使わせてもらうといいかもしんない。で、気に入ったら買う、みたいな。

最初に購入したヒラメのポンプヘッドの縦カム型。後に「こっちが使いやすいであろう」と考えて横カム型を購入した。エアの漏れにくさなどはどちらも同様、かなり最高感が高い。が、バルブに合わせて調整しつつ使う必要(若干の面倒)もある。 ヒニャメってニャにかしら? 自転車らしいけどホントはお魚なんだよ。うかちゃんも自転車に乗りたいな。ぼくはお魚が食べたいです。ニャ。ニャニャ。的な。
エネループバイクに乗りまくり

エネループバイクに乗りまくり

2010年6月2日 06:00

 家電Watchで長期レビューを行うべく、対象となる製品を試しまくり中。その対象製品とは、三洋電機謹製最新型電動ハイブリッド自転車エネループバイクCY-SPL226である。

 レビュー用の借り物なんですけど、コレ、イイっス。最新世代っていうか電動アシスト自転車の新規定対応なのでパワフル。モーターが前輪にあるので非常に自然なアシストが行われる。

 基本、ママチャリなんですけど、乗ってみると物凄く軽快でありスポーツ自転車に追従して走れたりもする。平坦な道なら時速20km/h維持で10km連続走行なんてのもヒジョーに楽勝っス。

 驚くのが坂道。これまでは自転車で上るのがイヤor苦痛な急坂でもスイスイと。「この坂を自転車で……なんてアリエナイから!!」的な超急坂も座ったまま上れる(けどサスガに疲れる)。

 あと回生充電対応で……ってイロイロと注目すべき点が多い自転車なんですけど、詳しくはもうすぐ家電Watchにてレポートしますんで、ゼヒ読んでおくんニャさい!!

三洋電機の電動ハイブリッド自転車ことエネループバイクCY-SPL226。電動アシスト自転車の類としては最新世代となる 操作は簡単。ハンドル部(左側)のコントローラーで電源オンオフやモード選択を行う程度でいい
ギアはシマノ製の内装変速機で3段変速。ママチャリ仕様なので、どの段でも軽くペダルを踏める ニャシストってニャにかしら? 坂道らしい。うかちゃんも坂道に行ってみたいな。ぼくは外だから行きたくないです。ニャニャ。ニャ。みたいな
パンク修理セットとnav-u/NV-U35

パンク修理セットとnav-u/NV-U35

2010年5月31日 06:00

 ふと思ったんですけど、ソニーのオールマイティなポータブルナビことnav-u(ナブユー)のNV-U35は、パンク修理セット感覚で自転車の装備として携行するのはアリって気が。

 ある程度シッカリとサイクリングする人は、フツーに携行するパンク修理セット。いや、フツーは予備チューブとタイヤレバー、携帯ポンプ(空気入れ)ですな。ともかく、パンク修理に必要なモノを携行する。ある程度遠くまで行くと、パンクのリスクが高まりつつ、周辺の自転車屋さん位置関連の脳内情報が減少するので、自分でパンクの修理をする必要が高まるからだ。

 ただ、それをこえる故障となると、その場&自力で修理するのはタイヘン。そんなとき、誰しも考えるのが「近くに自転車屋さんはニャいかしら?」みたいな。

 で、nav-uのNV-U35。自転車ナビにも対応しているモデルで、周辺施設などの検索時にパパッと自転車店を表示することができる。もちろんソコまでナビゲートしてもらうことも可能。労力最小限で壊れた自転車をショップに持ち込めると思う。

 ま、ナビ系アプリやサービスが使えるスマートフォンとかケータイがあれば同様のコトができるかもしんないけど、ケータイなどの通信端末は圏外だと、ネ。単体のGPSマップならその点けっこー安心かも、と思った次第である。

ソニーのnav-u/NV-U35。いわゆるPND(ポータブルナビゲーションデバイス)で、まずは取り付けの手間最小限のカーナビとして使える 自転車に取り付ければサイクリング向けナビとしても利用可能
手に持てば徒歩ナビにも使える。いろいろ遊べるナビですな ニャブユーってニャにかしら? パンクらしい。タイヤかしら? 自転車屋さんらしい。よくわからないわね。よくわからないよね。的な
サイクリング最高っ!!

サイクリング最高っ!!

2010年5月21日 06:00

 先日、川沿いのサイクリングコースに挑んで玉砕した。というか、準備もトレーニングもナシに走ってヘロヘロのボロボロとなった。んだが、サイクリング自体は楽しい~!! みたいな状況。

 そんなわけで、少しマジメに自転車する───やや本腰入れて自転車で遊んじゃうコトにしてみた。どう走れば効率がいいのか、ラクなのか、危なくないのか、そしてより楽しめるのか、てなことを学んだり準備したり実践したり。

 そうしていたら、予想より早めにひとつの通過点を迎えた気がする。詳細は省くが、脚力(体力!?)と装備と経験がバランスしたように思うのだ……恐らくかな~り初歩的なレベルで、ですけど。

 ちょこっと具体的に書くと、脚をクルクル回す感じでペダルを漕ぐことを覚えたのと、ビンディング式のペダルを使い始めたこと、それから給水など補給のタイミングが少し掴めたこと。これらが揃ったときから以前よりも明らかにラクに楽しくプチ速めにサイクリングできるようになった……気がする。けど、気のせいかなぁ?

 実際どうなのか調べるべく、ちょっと前にチャレンジした往復50kmのコースにリベンジ。50kmの往復に報復、なんちて。さておき、その結果、うそぉ!? ってほど快適にサイクリングできた。

 これはヤバい。楽し過ぎる。非常にヤバい。

 このまま楽しい気分であると仕事せずにサイクリングばっかりして失業しそうな予感。しかもフニャ田さんSPECIALIZEDのカーボンフレーム製ロードバイクの超お買い得品情報を提供してきたり、使っていないスリックタイヤ&チューブを贈呈してくれたりするのがツボ的に嬉しかったりするから、比較的に深刻なほどヤバいと言えよう。

 にしても、サイクリングがこんなにおもしろいとは思わなかった。もっと早く始めときゃよかった。

自転車に少し慣れてきたニャ。装備も知識も体力も以前よりプチUPしたニャ。だから玉砕した50kmコースに再チャレンジするニャ。ニャニャ!! 前に走ったときより菜の花が多量にあって気分がいいニャ。体も軽い気がするニャ。脚をクルクルさせて走るニャ。ニャニャニャニャニャニャ!! ええっ!? もうゴール? てか折り返し地点!? サクッと到着した気がするニャ!! このまま荒川まで行けそうな気がするけど行くと玉砕する予感がするニャ!!
休憩するニャ。フニャ田さん曰く「補給は大事。少量の糖類と大量の水分を継続的に摂取しつつ走るべし」とのこと。これに従って走ったら体が軽かったニャ!! リアバッグには工具やウィンドブレーカーに加え、予備の水分や補給食が入ってるニャ!! 休憩中もゆっくり補給したら帰途もラクだったニャ!! ニャニャニャ!! おまえはおまえは。語尾にニャを付けすぎるのはどうかと思うニャだからとりあえずぼくと寝なはれ
自転車が楽しい、グッズも楽しい

自転車が楽しい、グッズも楽しい

2010年5月19日 06:00

 最近よく自転車に乗る。無謀にもいきなり50km走って死にそうになったり、急坂のサイクリングコースに挑んで撃沈したが、その後ナゼかプチ病み付き状態。な~んか楽しくて乗っちゃうのである。

 後押し理由として「ウォーキングで運動するよりもラクかつ多く運動できるから」というのもある。しかし「サイクリングもウォーキングのほうが健康にいいよ」とか言われても、たぶんサイクリングしちゃうと思う。というのは、初めてオートバイに乗ったときのように、サイクリングとそれに係わる物事がだいたい全部楽しいと感じるからだ。

 てなわけで、ヒマさえあればサイクリング。そして都度出てきた疑問などはローディ(ロードレーサーと呼ばれる競技用自転車に乗る人)のフニャ田さんに大質問!! すげぇ情報量だよフにゃ田さん!! さすが自転車野郎ふニャ田さん!! とか感謝しつつ、自転車関連の今時的知識を勉強中である。

 あと、自転車関連グッズもかなりオモシロいですな。乗るたびに使うモノだし、単純明快に即使い勝手がわかるし、選択肢も広いし多様性も豊富。買い物の対象として実に愉快だ。

 こないだは「コレってもしかしたら凄く良かったりするかも!?」と思ってソニーのnav-u(NV-U35)を買ってみた。そして自転車で使用。GPSナビとしての性能や汎用性が高く、扱いも容易。「週末はNV-U35とポタリング」とあるとおり、スポットを探しつつナビさせつつ自転車散歩を楽しむには役立つかもしんない。

 でもサイクリング全体に向くかどうかは疑問。屋外だと画面が見にくかったりするし。ただ、クルマでも徒歩でも使えて(←徒歩で使うと意外に便利)、ときには自転車でも利用できるという汎用性がイイですな。そのうち使用感をレポートしますネ。

 てな感じで、自転車関連に超興味津々な現在である。

うか様の前にある黒いのは自転車用のフロントバッグ。中学生の頃ランドナー(旅用のスポーツ自転車)に乗っていた拙者は、フロントバッグがないと落ち着かないのだ。 うか様、フロントバッグに頭を突っ込み中。なかに入っているサイクリンググローブのニオイを嗅ぎまくりである
そのままこんな姿勢で何となく寝ちゃったりする あ!! おまえはおまえは!! 自転車に乗っちゃダメ。あたしと遊ぶように。的な
約35年ぶりの急坂を素直に押しますヨ

約35年ぶりの急坂を素直に押しますヨ

2010年5月14日 06:00

 こないだ「約30年ぶりのサイクリングで死ぬほど疲れた」的なことをエントリしたが、無謀なサイクリングもさることながら、体力のなさも大きな問題だと思った。ので、徐々に鍛えることに。

 そこで、隣町的な距離にあるサイクリングコースへ。子供の頃よく通った、確か全長5kmくらいのコースである。「小学生の頃に何度も行った楽しいコース」という印象が残っている。

 で、気楽に出発。ところがそのコース、丘陵の上にあるようで、コースへ行くまでに一苦労。ずーっと上り坂じゃん!! 無理じゃん!! キツ過ぎじゃん!! ……ああっ、オバチャン操る電動アシスト自転車に抜かれた!! みたいな。

 そしてようやくサイクリングコース入り口へ。

 いきなり、落胆を誘う急坂なのであった。もちろん上り坂。うぞ~。でも挑戦。約16秒で無理だと判明。オッチャンは素直に押しますよ!!

 いよいよサイクリングコースっぽい雰囲気になるのだが、もー急坂ばっかり。自転車乗って下りるの危ないだろこの坂、的な。上り坂はフツーに上れねえだろ、って感じの傾斜。……でも自転車な体になってくるとイケちゃうのかも!?

 サイクリングっつーよりはむしろ自転車も使うトレッキングみたいな感じで進んでいくと、信じられない傾斜の上り坂が立ちはだかった。たぶん、この坂、自転車で下ると、事故になる、で、あろー。とにかく即、オッチャンは素直に押しますよ!!

 坂を上がりながら「もう一生ココには自転車では来ないな~」とか思った。実はこのサイクリングコースは「旧サイクリングコース」となっていて、現在はサイクリングコースではないのだ。なぜ“旧”になったのか理解できた気がする。

 とかグニャグニャ考えたが、後半2~3kmは素晴らしく快適な道だった。適度なアップダウン。主には清々しく見通しもよい下り。こーゆー道ならまた来たいニャ~とか15分前とは正反対のことを思ったりして。

 ところで、前のヘトヘトなサイクリングにも、この急坂押し押しなサイクリングにも、ユピテルのハンディGPSマップASG-CM11ってのを使ってみた。ら、これ、かなりイイような気が。実際、助けられたりもした。このコストパフォーマンスはそーとーなモンだと思われる。ので、もうちょい使い込んでからレポートしたいと思います~!!

旧サイクリングコース入り口。急な上り坂で、楽しいサイクリングという雰囲気ではない。脚を鍛えたら上れるかニャ? コースはイイ雰囲気。だが、サイクリングには道の勾配が急すぎる気がする。ニワカな拙者は押しまくりっス
チョー急勾配。スキー場か!! 的な。この坂を見て「だから“旧サイクリングコース”なのか」と納得した コース内にある高台。けっこー上る感じなんですな。どっちかと言えば林道&トレッキングコースみたいなトコであった
最近ヒゲの人間がいないわね。いないよね。お外で遊んでるのね。遊んでるらしい。的な
約30年ぶりのサイクリングでクタクタ

約30年ぶりのサイクリングでクタクタ

2010年5月10日 06:00

 先週に「自転車でプチ遠くまで行こうかニャ」的なことを考え中の件をエントリしたが、実際にそうしてみた。サイクリングしてみたんであった。

 わりと近くにサイクリングロードがありまして。延長約23kmで、この一部が拙者のウォーキングのルートになっていた。歩いているとき「ココって自転車で走ったら快適っぽいニャ」と感じていたので、まずはソコを走ってみることに。

 サイクリングなんて超ウルトラ激久々。やや長距離の自転車乗車って高校生の頃が最後かも。約30年ぶり? どういう感じなんだっけか!? ともあれスタート。

 自転車は数年前に買って全然乗ってなかったGIANT製クロスバイク(かな!? ツーリング車っぽい仕様)で、現代的なもの。乗ってみると快適で、スイスイ進んでアッと言う間に5km、10km、15kmと進んじゃう。また、風景の変わり方が楽しく、夢中になって漕いでいたら折り返し地点に到着した。

 わーもう23kmも走ったヨ!! と思って自転車から降りたら……足腰ガクガク!! マトモに歩けん!! 大ダメージ!! クタクタ!! 折り返して帰るの無理かもーっ!! マジで!! とにかく休んで補給して、マトモに歩けるようになったところで早速帰途へ。

 しかし!! まさかの超向かい風!! 平地を進むのすらタイヘンで、ゆるい坂道30m上がる程度でも拷問かなんかかコレは!! 的なツラさ。しかもどんどん寒くなってきて暗くなってきて、体に力が入らなくなってきて……ホントに帰れニャいかもしれニャい!!

 結局帰れたんですけどネ。死ぬかと思いましたよマジで。走行距離は50kmくらい。ムチャでした。イチから自転車用の体力作りしないといけませんな。サイクリングをナメちゃいけないと思った。

走ったサイクリングロード。入間川~荒川手前までのわりと短め(←サイクリストにとっては)のコースだ こんな感じ。川沿いのコースで、のどかな風景を楽しめる。道は基本的に平坦で走りやすい 延長約23km。スポーツ自転車に慣れた人なら片道1時間少々で行けちゃうかも?
川越付近。菜の花に囲まれた道を走る 折り返し地点に到着。しかし帰りがマグナム大変であった。無謀な行動を反省 ニャイクニングってニャにかしら? クタクタらしい。疲れたら寝たらいいのにね。そうだよね。みたいな